
下呂温泉と歴史を感じる史跡を歩く 日本最長片道きっぷの旅#14
最も経路が長い片道きっぷで日本全国を巡る「日本最長片道きっぷの旅」。今回は、下呂温泉を満喫した後、琵琶湖を見ながら進んで関ケ原や草津といった歴史を感じる場所を巡った、13日目の記録をお届けする。
下呂
この日は下呂温泉からスタート。
朝早い時間から下呂温泉街を歩こうと思っていたが、起きると外は土砂降りの雨が降っていた。雨雲レーダを見ると雨は止みそうだったので、雨が弱まるまで待ち、9時前にようやく宿を出た。
下呂には白川郷の合掌造りの家屋が見られる下呂温泉合掌村という施設があるのでそこにも行こうと思っていたが、雨のせいで時間が無くなってしまったので、下呂温泉街を散策するだけにした。







飛騨川を見下ろせるが、見晴らしはあまり良くなかった。

散策の途中では温泉寺に寄った。
下呂温泉は、河原に舞い降りた白鷺の足元に温泉が湧き出ているのが見つかったのが始まりとされていて、白鷺が下呂温泉のシンボルにもなっている。そしてこの温泉寺は、その白鷺に姿を変えて下呂温泉の源泉を伝えた薬師如来をお祀りしているそう。
173段の階段を上がった先の温泉寺からは下呂温泉街を一望できるとの事だったが、見晴らしはそこまで良くなかった。




温泉寺を離れ、温泉寺の階段の手前にある売店で飛騨牛まんと温泉といえばの温泉まんじゅうを買った。

普通に美味しかったが普通の肉まんとの違いがわからん…

おまけにフィナンシェももらった
特急列車の中で食べたが黒糖の味も効いていて美味しかった
売店の先には白鷺乃湯という外湯がある。この日は水曜日でお休みだったが、1926年創業の歴史ある日帰り公衆浴場だそう。建物の前には日本三名泉発祥之地の碑があった。

下呂▷関ケ原
もう少し温泉街を散策していたかったが、列車の時間が近づいていたので下呂駅へ向かった。
下呂駅からは特急ひだ号に乗り高山本線を一気に上っていく。特急列車は岐阜駅から東海道本線に入り名古屋方面へ進むが、日本最長片道きっぷの経路は米原方面なので、岐阜駅で降りて米原方面の大垣行きの列車に乗り換えた。そして終点の大垣駅で米原行きの列車に乗り換え、関ケ原駅で途中下車した。

高山本線 1026D 特急ひだ6号
HC85系 クモハ85-10


東海道本線 2513F 快速
313系 クハ312-5014

東海道本線 223F
315系 クハ314-3001
関ケ原
天下分け目の戦いとも言われる関ヶ原の戦いで有名な関ケ原だが、その舞台となった跡地が関ヶ原古戦場として残されている。
そんな関ヶ原古戦場を訪れるため関ケ原駅で途中下車した。列車を降りて駅を出るとすぐ駅前には観光案内所があり、歴史的な場所としての活気を感じた。


駅から古戦場のほうへ歩くと関ケ原古戦場記念館が現れる。関ヶ原の戦いの歴史を学べる博物館のようだが、今回はあまり時間を確保していないので入らなかった。
その横には徳川家康最後陣地跡がある。徳川家康は最初はもう少し離れた場所に布陣していたが、戦況が把握できないため、石田三成の本陣から数百メートルしか離れていないこの場所に本陣を移して指揮にあたったそう。


さらに進んで石田三成陣地跡へ行った。石田三成の陣地は笹尾山の上にある。高所で盆地を一望でき、防御に適していたそう。そんな陣地跡からは、確かに関ヶ原の戦いの決戦の地が一望できた。




石田三成の陣地跡を下りた少し先に決戦地跡がある。まっさらで何もない場所だが、ここで歴史が動いたのかと、思いを巡らせた。


関ケ原▷近江舞子
関ケ原駅に戻り、東海道本線の列車に終点の米原駅まで乗車した。そして米原駅で北陸本線の列車に乗り換える。前日にはJR東海のエリアに入ったわけだが、再びJR西日本のエリアに戻ってきた。前日ぶりのJR西日本の列車に終点の近江塩津駅まで乗り、湖西線の列車に乗り換えて近江舞子駅で途中下車した。

東海道本線 227F
315系 モハ315-3505

北陸本線 3256M 新快速
223系 クモハ223-2055

湖西線 3185M〜3485M 新快速
223系 モハ223-2144

近江舞子
車窓から見えた琵琶湖をより近くから見るべく、近江舞子駅で途中下車して琵琶湖の湖岸へ行った。まるで海のような浜だが、対岸には山稜も見えるので、確かに湖なのがわかる。松林の続く琵琶湖の湖岸の景色もなかなか良かった。





近江舞子▷草津
近江舞子駅から引き続き湖西線の列車に乗り、次の乗換駅である山科駅に向かった。山科駅では東海道本線(琵琶湖線)の列車に乗り換え、草津駅まで乗車した。

湖西線 3493M 新快速
223系 モハ222-2009

東海道本線(琵琶湖線) 5366M
223系 クハ222-6109
草津
草津に着いたら、日没も近づいていたが、草津宿の史跡を見に行った。草津宿は江戸時代に東海道と中山道が交わる交通の要衝として栄えた宿場町で、大名や公家が宿泊した草津宿本陣や、東海道と中山道との分岐点に立つ道標など、当時の史跡が残されている。
草津宿本陣のほうへ向かう途中には草津川ずい道というトンネルを通った。川にトンネル?と思ったが、草津川は川底が周囲の市街地より高い天井川だったそう。そのせいで水害が多かったため川を付け替えたそうで、現在はその跡地が公園になっている。もともと川だったので両脇には堤防も残り、不思議な感じである。
草津宿本陣のまわりには古風な建物が並んでいて、古い街並みのようで歴史を感じられる場所だった。



両脇に堤防があり不思議な感じ



草津駅のほうへ戻り、近江ちゃんぽん亭という店で滋賀県のご当地麺だという近江ちゃんぽんを食べた。長崎のちゃんぽんとは異なり和風だしを使っていて、麺も長崎のより細いのだとか。確かに、長崎のちゃんぽんとは全然違う味で、だしの効いたスープも美味しかった。

草津▷甲南
この日はもう少しだけ進む。草津駅から草津線の列車に乗り、甲南駅で途中下車した。

草津線 5374M
223系 クモハ223-6106

13日目のまとめ

列車乗車本数: 9 本
乗車営業キロ: 284.3 km
費用: 7,812 円
訪れた観光スポット
下呂温泉街
温泉寺
関ヶ原古戦場
近江舞子中浜
草津宿
近江ちゃんぽん亭 草津駅前店
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