
山陰の海と城崎温泉でリフレッシュ 日本最長片道きっぷの旅#11
最も経路が長い片道きっぷで日本全国を巡る「日本最長片道きっぷの旅」。今回は、山陰の海を見ながら中国地方を抜け、城崎温泉で旅の疲れを癒やした、10日目の記録をお届けする。
東津山▷智頭
この日は東津山駅から因美線の列車でスタート。まずは因美線の列車に終点の智頭駅まで乗車した。

因美線 676D
キハ120系 キハ120-340
智頭
智頭駅ではその先に行く列車に乗り継ぐが、30分ほどの乗継時間があったので駅の周辺を散策した。
智頭は江戸時代に鳥取藩最大の宿場町として栄えた智頭宿があった場所で、その面影のある古い街並みが残っている。その中でも最大の邸宅である石谷家住宅は内部も公開されているそうだが、朝早いこの時間にはさすがに開いていなかった。



智頭▷餘部
智頭駅に戻り、その先へ行く因美線の列車に終点の鳥取駅まで乗車した。

因美線 656D
キハ40系 キハ47-1113

鳥取駅では山陰本線の列車に乗り換える。鳥取は鳥取砂丘で有名だが、駅からはだいぶ離れているので、砂丘には行かず列車の旅を続けた。
山陰本線の列車は鳥取駅から山陰海岸国立公園沿いを進んで行くが、山陰の海は東浜駅の手前で少し見えたぐらいであとは殆ど見えなかった。

山陰本線 528K
キハ126系 キハ121-3

終点の浜坂駅でさらにその先へ行く山陰本線の列車に乗り換え、餘部駅で途中下車した。


山陰本線 168D
キハ40系 キハ47-1093
餘部
餘部駅を出た先には余部鉄橋という鉄道橋がかかっている。この橋は明治(1912年)のまだ機械力が乏しい時代に地上41mという高さに建てられた歴史的にもすごい鉄橋で、橋の上から日本海の絶景が望めることからも有名なスポットである。2010年にはコンクリート製の新しい橋に架け替えられたものの、その隣には当時の鉄橋の一部が残されている。
餘部駅で列車を降りた20分後にちょうど反対側からの列車が来るようだったので、まずは余部鉄橋の撮影スポットへ行った。青い日本海を背景に朱い列車が走る姿はなかなか映える光景だった。



余部鉄橋の麓に下り、鉄橋の遺構などを見てから、余部鉄橋のすぐ横にある道の駅あまるべで軽い昼食を摂った。肉まんを揚げてみたら美味しくなったのでメニューに新登場させたという但馬牛揚げ肉まんを食べたが、確かに美味しかった。
揚げ肉まんだけでは足りないと思いミニうどんも食べた。出汁が特徴的な味でこちらも良かった。






食事の後はちょうど次の列車の時間が近づいていたので、エレベータで旧余部鉄橋に上がり、旧鉄橋の上を歩いて駅ホームへ向かった。



餘部▷城崎温泉
餘部駅から後続の山陰本線の列車に乗車し、今度は城崎温泉駅で降りた。

山陰本線 172D
キハ40系 キハ47-1133

確かに綺麗だが一瞬だった
城崎温泉
城崎温泉駅で途中下車し、駅名にもなっている城崎温泉の温泉街を散策した。


駅を出るとすぐ目の前から温泉街が始まり、大谿川沿いに続いていく。大谿川沿いの柳並木がある風景は古風な温泉街らしくて趣がある。
城崎温泉は外湯巡りも人気の温泉地で、それぞれ違った特徴をもつ共同浴場が温泉街に点在している。







温泉街のいちばん奥までいくと城崎温泉ロープウェイの乗り場に辿り着く。ロープウェイに乗って大師山の山頂まで登り、ロープウェイの山頂駅のすぐ横にある展望台へ行くと、城崎温泉街とその先に流れる円山川、さらにその奥に広がる日本海が一望できる絶景が広がっていた。

城崎温泉ロープウェイでこの温泉寺がある大師山に登る



城崎温泉ロープウェイのある大師山には、城崎温泉を開いた道智上人により開創された、城崎温泉の守護寺である温泉寺がある。山の麓に薬師堂、中腹に本堂、頂上に奥の院があり、ロープウェイは本堂のある山の中腹にも停まるので、帰りはそこで降りて温泉寺のお堂に立ち寄りながら階段を下りて麓に戻った。








大師山を下りたら城崎温泉の外湯のひとつである御所の湯へ行った。御所の湯は露天風呂で、横には滝も流れており、自然を感じながら旅の疲れを癒やすことができた。


城崎温泉▷元町
城崎温泉の駅に戻ったら特急列車に乗り一気に近畿圏まで進む。「日本最長片道きっぷ」の経路通り、山陰本線から福知山駅を経由して福知山線を走る特急こうのとり号に、尼崎駅まで乗車した。
城崎温泉駅を出ると、列車は川幅の広い円山川沿いを進む。そのまま山陰本線を進んでいき、福知山駅から福知山線の線路へと入っていく。

山陰本線・福知山線 3022M 特急こうのとり22号
287系 クモハ287-4








特急列車は尼崎駅から先は「日本最長片道きっぷ」の経路とは逆に進むため、尼崎駅で特急こうのとり号を降り、神戸線(東海道本線)の神戸方面の列車に乗り換えた。


尼崎駅から神戸線の列車には元町駅まで乗り、この日の移動は終わりである。

東海道本線(神戸線) 807T
223系 クハ222-2047
元町
元町では南京町(神戸元町中華街)へ行き、夕飯を兼ねて中華街の食べ歩きグルメを堪能した。途中、元祖ぎょうざ苑という店で神戸名物の味噌だれ餃子も食べ、神戸の中華街に腹鼓である。








10日目のまとめ

列車乗車本数: 7 本
乗車営業キロ: 342.8 km
費用: 11,217 円
訪れた観光スポット
智頭宿
余部鉄橋
道の駅あまるべ
城崎温泉
城崎温泉ロープウェイ
御所の湯
南京町
元祖ぎょうざ苑 神戸南京町・中華街店
燕江南
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