メインコンテンツへスキップ
見出し画像

親は階段を使わなくなっていませんか?

    最近、実家の2階を使わなくなったり、階段を避けて生活していたりしませんか。

    「足腰が弱ったから」と片付ける前に、確かめてほしいことがあります。筋力よりも先に、別の理由で階段を避け始めているケースがあります。

    階段を避ける理由は筋力だけではない

    段差の境目が見えにくかったり、踏み外すのが怖くなったりすることで、階段を避けるようになることがあります。

    リハビリの現場でも「脚力が落ちたから使わない」と話していた方が、実は「段差がかすんで見えにくく、踏み外すのが怖かった」と話されることがあります。本人は足腰の問題だと思っていますが、視覚や足元の不安が原因である可能性もあります。

    「避け始めた」という変化そのものに気づくことが、次の一手につながります。

    まずはこれだけやってください

    次に実家へ帰ったとき、親が階段を上り下りする様子を後ろから一度だけ見てください。

    どこに手を置いているか、どの段で足が止まるかを確認するだけでいいです。

    段の境目が見えにくそうな場合は、段鼻に滑り止めテープを貼るだけで足の置き場がわかりやすくなります。境目にラインができるため、視覚的な不安と足元の滑りを同時に減らせます。

    👉【階段用滑り止めテープ(楽天)】

    ※確認するのを無理強いする必要はありません。親の意向がある時に確認してみてください。

    私はこの場面をこう見ています

    階段を使わなくなったとき、私は「足腰が弱った」より先に「何かが怖くなって避け始めているサイン」として受け取ります。

    筋力の問題か、見えにくさの問題か、手すりの問題かによって、必要な対処が変わります。まず観察することが先決です。

    まとめ

    まずはこれだけやってください。

    次に実家へ帰ったとき、親が階段を上り下りする様子を一度だけ後ろから見てください。

    「足腰が弱った」と決めつける前に、どこで足が止まるかを確認してきてください。

    📖 あわせて読みたい

    ・階段を下りたあと「最後の一段」見えていますか?

    ・親が「またぐ前にピタッと止まる」こと、増えていませんか?

    ・私が「転倒」ではなく「違和感」を書く理由

    本記事はアフィリエイトリンク(Amazonアソシエイトリンクを含む)を一部掲載しています。

     
     
    老健の副主任を務める30代の酒好き作業療法士(OT)です。自立した生活や介助が楽になる福祉用具の選び方、生活の「なぜ」を専門視点で解説します。私生活では現在、痛風のため絶賛禁酒中(笑)。皆さんと共に、心も体も「楽に生きる」ための知恵を仕組み化して発信していきます!

    あなたへのおすすめ