
初めての低山ハイク。本当に必要なもの|最初から全部揃えなくていい
前回、
「休日に何する?」
というところから、低山ハイクについて書きました。
キャンプほど準備はいらない。
日帰りできる。
一人でも楽しめる。
そして、
山頂でコーヒーを飲んだり、
写真を撮ったり、
帰りに温泉へ寄ったりできる。
かなり良さそうです。
ただ、
実際に行こうとすると次の問題が出てきます。
「で、何を持っていけばいいの?」
登山靴。
バックパック。
レインウェア。
帽子。
水筒。
トレッキングポール。
専用ウェア。
調べれば調べるほど、
いろいろ出てきます。
そして、
「登山って結構お金かかるな」
となる。
でも、
最初から全部買う必要はありません。
今回は、
初めての低山ハイクで、本当に何が必要なのか。
そこを整理してみます。

まず一番大事なのは「道具」より「行く場所」
いきなり道具の話から少し外れます。
低山ハイクで最初に考えたいのは、
何を買うかではありません。
どこへ行くか。
です。
同じ「低山」でも、
駅からすぐ登れる整備されたコースもあれば、
岩場。
ぬかるみ。
急な坂。
分岐の多い山。
いろいろあります。
だから、
「低山だからスニーカーで大丈夫」
とも、
「登山靴が絶対必要」
とも一概には言えません。
最初は、
コースが分かりやすい。
距離が短い。
道が整備されている。
途中で休憩しやすい。
公共交通機関でも行きやすい。
そんな場所を選ぶ。
初心者向けの山を選ぶこと自体が、最初の装備です。
最初に考えたいのは、この5つ
僕なら、最初はこのあたりから考えます。
歩くためのシューズ
荷物を入れるバックパック
雨や風に備えるレインウェア
水分
帽子
ただし、
5つ全部を新しく買う必要はありません。
むしろ、
持っているものを使えるところは使う。
その方がいい。
1. シューズ
最初に一番気になるのが、
登山靴。
「普通のスニーカーじゃダメなの?」
と思います。
これは、
歩くコース次第です。
舗装路や整備されたハイキングコース中心なら、
履き慣れた運動靴で歩ける場合もあります。
一方、
土。
石。
木の根。
ぬかるみ。
坂道。
こういった場所が増えてくると、
滑りにくさや足元の安定感が欲しくなります。
だから、
これから低山ハイクを何度かやってみたいなら、
最初にお金をかける候補としてはシューズが上位。
だと思います。
ただし、
初回から高級な登山靴を買う必要はない。
日帰り低山向けのハイキングシューズや、
軽めのトレッキングシューズから考えれば十分です。
ここは、
デザインよりも、
実際に自分の足に合うか
が大事。
可能なら実店舗で試着してから選びたい道具でもあります。

2. バックパック
次にリュック。
これも最初は、
家にあるリュックでいい場合があります。
半日の低山ハイクなら、
大きな登山用バックパックが必須とは限りません。
水。
レインウェア。
タオル。
軽食。
モバイルバッテリー。
これくらいが入れば、
まずは歩けます。
ただ、
普通のリュックで何度か歩いてみると、
気になるところが出てくるかもしれません。
肩が痛い。
背中が蒸れる。
水を取り出しにくい。
荷物が揺れる。
そうなってから、
登山用を考えればいい。
初めて買うなら、
大容量よりも、
日帰りで使い切れるサイズ
の方が扱いやすいと思います。
大きいバッグを持つと、
人はなぜか荷物を増やします。
キャンプでも同じです。
3. レインウェア
これは、
少し考え方が違います。
「雨の日は山に行かないからいらない」
と思いがちですが、
山では天候が変わることがあります。
そして、
レインウェアは雨だけでなく、
風を防ぐ役割もあります。
なので、
山歩きを続けるなら、
持っておきたい道具です。
ただし、
初回から何万円もする本格モデルを買う必要はありません。
まずは、
行くコース。
季節。
天気。
歩行時間。
これに合わせて考える。
ただ、
ここは安さだけで選びすぎない方がいい道具でもあります。
動いていると汗をかくので、
着た瞬間に蒸れまくるものだとかなり不快です。
何度か山へ行くようになったら、
少し良いものに買い替える価値があります。

4. 水分
これだけは、
「現地で買えばいいか」
と考えすぎない方がいい。
山に入ったら、
すぐ自動販売機があるとは限りません。
必要な量は、
気温。
歩く時間。
体格。
コース。
によって変わるので、
「必ず○ml」
と決めつけることはできません。
ただ、
歩いている途中でなくなる前提にはしない。
ここは大事です。
最初は、
家にあるペットボトルでもいい。
わざわざ登山用ボトルを買わなくてもいい。
何度か行って、
もっと軽いものが欲しい。
片手で飲みたい。
保温したい。
と思ったら、
ボトルを考える。
コーヒーも持っていくなら、
飲料用の水と、
コーヒー用のお湯をどうするか。
これも楽しみの一つです。
5. 帽子
帽子も、
家にあるものからでいい。
アウトドアブランドで揃えなくても構いません。
日差し。
枝。
汗。
いろいろ考えると、
あると便利です。
特に、
普段あまり帽子をかぶらない人ほど、
山ではありがたさを感じるかもしれません。
ただ、
これも最優先で買うものではありません。
持っているキャップがあるなら、
まずそれを使えば十分です。
逆に、最初は買わなくてもいいと思うもの
低山ハイクを調べていると、
まだあります。
トレッキングポール。
登山専用パンツ。
高機能インナー。
GPSウォッチ。
サングラス。
ゲイター。
本格的な登山用ザック。
全部、
必要になる場面があります。
でも、
初回から全部必要になるわけではありません。
行ってみる。
困る。
必要性が分かる。
それから買う。
この順番でいい。

むしろ「買わなくても持っていきたいもの」がある
ここはAmazon商品より重要です。
スマートフォン。
モバイルバッテリー。
現金。
身分証。
タオル。
ティッシュ。
軽食。
ゴミ袋。
普段使っているもので、
山でも役立つものがあります。
特にスマートフォンは、
連絡。
地図。
天気。
時間。
いろいろ使います。
だから、
バッテリー残量は余裕を持っておきたい。
道具を買う前に、
今持っているものをちゃんと準備する。
これも立派な装備です。
食べ物は豪華じゃなくていい
山頂で食べるもの。
これも、
最初からアウトドア料理を始める必要はありません。
おにぎり。
パン。
お菓子。
それでもいい。
むしろ、
最初は火を使わない方が簡単です。
歩いて。
景色を見て。
おにぎりを食べる。
それだけでも、
普段より美味しい気がします。
そして、
少し慣れたら、
山頂でコーヒー。
カップ麺。
簡単な山ごはん。
少しずつ広げればいい。
服装も、全部登山ブランドじゃなくていい
これも気になります。
上から下まで、
アウトドアブランドで揃えた方がいいのか。
最初からそこまでしなくてもいいと思います。
ただ、
汗を吸って乾きにくいもの。
動きにくいもの。
天候に合わないもの。
これは避けたい。
普段持っているスポーツウェアでも、
使えるものはあります。
何度か歩いてから、
「これだと暑い」
「ここが動きにくい」
「雨が心配」
と分かってくる。
そこから専用品を足せばいい。
初回にお金をかけるなら、どこ?
僕なら、
優先順位はこう考えます。
まずシューズ。
次に、
天候への備え。
バックパックは、
家にあるもので代用できるなら後回し。
水筒も後回し。
帽子も持っているならそれでいい。
低山ハイクを始めるために、
アウトドアショップで一式揃える必要はありません。
安全に関係するところから考える。
ここだけ押さえれば、
かなりシンプルになります。
そして、一番大事なのは「無理をしないこと」
初めて行った山で、
予定より疲れた。
時間がかかった。
天気が怪しい。
そんな時に、
「せっかく来たから山頂まで行こう」
と無理をする必要はありません。
帰っていい。
趣味です。
次があります。
山頂へ行くことより、
無事に帰ることの方が大事。
最初は、
少し物足りないくらいでいい。
「次はもう少し歩きたい」
と思って帰る。
その方が、
次の休日が楽しみになります。
最初から全部揃えなくていい
キャンプでも。
コーヒーでも。
低山ハイクでも。
結局、
同じところに戻ってきます。
最初から全部いらない。
まずやってみる。
必要になったら買う。
この順番。
登山用品を一式揃えてから山へ行くのではなく、
行きたい山を決めて、その山に必要なものを準備する。
この方が、
無駄も少ない。
そして、
道具を選ぶ理由も分かります。
前回の記事
まだ、
「そもそも低山ハイクって面白いの?」
という方はこちらから。
休日に何する?初めての低山ハイクという選択肢|いきなり登山じゃなくていい
https://note.com/warkkit/n/na93b1a08a41a
山頂でコーヒーを飲んでみたい方へ
コーヒーを趣味にしてみたい方はこちら。
コーヒーを趣味にする。最初から全部揃えなくていい
https://note.com/warkkit/n/n85a4c1f248c3
キャンプでコーヒーを楽しみたい方はこちら。
キャンプの朝に飲むコーヒーがうまい。外で淹れるために必要なもの
https://note.com/warkkit/n/necc857dedec8
次は「山頂コーヒー」をやってみる
ここまで来たら、
少しやってみたいものがあります。
山頂で飲むコーヒー。
ただ、
家のハンドドリップセットを全部持っていくと、
荷物が増えます。
じゃあ、
何を持っていけばいいのか。
豆を挽いていく?
現地で挽く?
ドリップバッグ?
お湯はどうする?
次回は、
「山頂でコーヒーを飲む。荷物を増やしすぎない楽しみ方」
を考えます。
キャンプ。
コーヒー。
低山ハイク。
ここで3つの趣味がつながります。