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Photo bytakamo8

外資で追い詰められた時の「戦略的撤退」の作法

    成果を厳しく問われる外資の世界。

    実力があり、どこでも成果を出せる者にとってはこれ以上ない天国だが、そうではない者にとっては、生き残りすら難しい厳しい戦場になる。

    特に、直属の上司であるマネージャーとの相性が悪いと最悪だ。

    仕事に対してネチネチと詰めてくるようなタイプに当たってしまった場合、精神的に追い詰められ、最悪の場合は再起不能になってしまう。

    一昔前であれば「理不尽な頑張り」も美徳とされていたかもしれないが、今はそんな時代でもない。まずは自分の身を守りながら、持続可能なキャリアを築いていくことが大切だ。

    では、上司に追い詰められた時にどうすればいいのか?

    メンタル維持の対策や処世術など、いくつか考えたい切り口はあるが、今回は「戦略的撤退」をテーマに考えてみたい。

    正面からぶつからずにうまく逃げるアプローチ、狡猾に自分の身を守るための方法について私の見解を述べていく。

    若手や中堅の皆さんの中で、リスクある世界に飛び込もうとしている人や、今まさに目の前の仕事に苦しんでいる人の心の支えになれば幸いである。

    メンシプは全部読み放題なので、この機にぜひどうぞ

    苦しんでいる人への激励はこちら

    わし自身の詰められ時代の昔話

    まず戦略的撤退を語る前に、これと対極にある「昭和的アプローチ」について触れておこう。

    それは、正面からぶつかっていくパターンだ。

    素直に上司の指示を聞き、指摘を受け入れ、愚直に改善する。
    相手が自分を認めるまで粘り、奮闘するアプローチである。

    厳しい詰めやプレッシャーにもへこたれず、「なにくそ」という反骨心で喰らいつき続ける。

    ぶっちゃけると、もしこれをやり切れる精神力と環境があるなら、これが最も成長につながるベストなアプローチだとは思っている。

    特に、自分の能力がまだ発展途上であり、かつ上司の指摘そのものが真っ当である場合、その苦しい時期は間違いなく飛躍のチャンスだ。

    パワハラに過敏なこの時代において、ある意味でリスクを取って真正面から指摘してくれる上司は貴重でもある。

    ここは一つ謙虚な気持ちでプライドを捨て、「いつか見返して鼻を明かしてやる」という覚悟で奮闘するのも大いにアリだ。

    ただし、それが簡単にできたら苦労はしない。

    ・上司の人格に問題がありすぎて耐えられない
    ・攻撃があまりにも辛辣で、心身が持たない
    ・スキルが身につく前に自分が潰れてしまう

    このような状態に追い込まれ、一度メンタルを壊してしまうと、元に戻すのは容易ではない。

    だからこそ、「正面突破」の選択肢は頭の片隅に置きつつも、今回紹介する「戦略的撤退」を選択肢として持っておく価値はある。

    何より「いざとなれば撤退できる」というカードを握っているだけで、自分を無駄に追い込まずに済む。

    「俺はいつでもこいつの元を去れる」と思いながら耐えるのと、「自分にはここしか居場所がない」と思い込んで耐えるのでは、かかる心理的負荷がまるで違う。

    何を隠そう、私自身もかつて上司に追い詰められてしんどい思いをしていた時、脳裏には常に「撤退」の二文字があった。その選択肢を持っていたからこそ、ギリギリのところで自分を壊さずに済んだのだと確信している。

    というわけで、いよいよ「戦略的撤退」の具体的な中身について話していこう。

    私が考える現実的な選択肢は、大きく分けて3つのカードがある。

    自分のメンタルの残HPと、社内の力学を見極めながら使い分けていくのが基本戦略だ。

    1. 「低空飛行」でHPを守り、時間を稼ぐ(ステルス省エネ)

     
     
    外資系IT業界歴十数年、外資系の内情、転職、キャリアなど。ココだけの話をメンバーシップにて、詳しくは固定記事を😇

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