
【外資流】仕事で結果が出ない時のサイコパス的思考法
仕事で結果が出ない。
思うような成果が出せない。
仕事をしていると、このような壁や悩みにぶち当たることはつきものである。
スキルや経験がまだ十分ではないジュニア期はもちろん、実力と自信を身につけたはずの中堅、シニアであっても、結果を出せずに苦しむ時期というのはあるものだ。
特に、営業などのフロント部隊やマネジメントクラスなどは四半期ごとの実績をシビアに求められ、単発の成果だけではなく、継続して結果を出し続けることが求められる。
上からの厳しいプレッシャーと、どうにもならない目の前の現実。この板挟みの中で意欲とメンタルを保ち続けるのは、文字通り、骨が折れる。
そんな逆境の中で「結果が出ない」という状況に追い込まれた時、どのように考え、何をするべきなのか。
世間的には割と厳しいと言われる外資IT業界で10数年それなりにサバイブしてきた経験から、私なりの見解を「外資流サイコパス的思考」を根底に据えて、具体的に解説していきたい。
今回紹介したい考え方とアクションは、以下の3つである。
開き直り腹括りと最悪シミュレーション
謎アグレッシブと強引巻き込み
積み上げフォーカスと自己満成長
結果の壁に悩む皆さんの参考、そして励みになれば幸いである。
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「結果が出ない時」の苦しみ体験
さて本題に入る前に、私自身の「結果が出ない時の苦しみ」について少し共有したい。
外資ITのセールスというのは、毎四半期の売上を問われる世界だ。
売れている時は高額のコミッションと共に、日々の行動についても細かく言われず「最高の職場」になる。だが反対に、目先の数字が全くない時の居心地の悪さと、上から襲いかかってくるプレッシャーはなかなかのものだ。
私の場合で言えば、6月ごろに巨大案件をクローズして年間予算200%達成、みたいな時は、文字通り肩で風を切ってオフィス街を練り歩いている。
「世界で俺が一番優秀なビジネスマンだ。誰でもかかってこい」と言わんばかりの傲慢さ全開である。
一方で、数四半期連続で案件がスリップし、失注しまくって数字がボーズの時などは、完全にこれと正反対になる。
頬はこけ、体は縮こまり、道ゆく人に土下座でもしそうな勢いで街の隅っこを歩く。
「生まれてきて、すみません……」
太宰治ばりの人間失格感を全身から醸し出しながら、自信喪失で項垂れるのだ。
売れている時には「You are the star!」などと手放しで称賛してきた社内の連中も、数字が止まれば手のひらを返す。
「なんだ、今まではただのまぐれだったのか」
「だいたい、あいつ前から鼻についてたんだよな」
実際にそう言われているかは分からないが、裏でゴシップを囁かれているのではないかと疑心暗鬼になるほど、精神的に追い詰められる。
こんな時、基本的には数字を上げるために必死で動くしかないのだが、時には結果がそう簡単には出ず、頑張っても報われない状況に立ちすくむことがある。
商談をいくら重ねても有力な案件に育たない。
注力していた本命の大型案件が、最後の最後で競合に競り負けてしまう。
上からは「で、代わりの案件はどこにあるんだ?」と詰められるが、そんなものが都合よく湧いて出てくるはずもない。
「自分はもう結果を出せないのではないか」
「そもそも実力なんてなくて、能力が足りていないのではないか」
「根本的に、この仕事に向いていないのではないか」
元来、どちらかといえばポジティブな性格の私ですら、不遇が続いた時には、気づけば頭の中がこうしたネガティブな感情に支配されてしまう。
では、このような逆境、完全に袋小路に追い詰められた時、どのように考えて状況を打破していけばいいのか。
ここから、私なりのサイコパス的アプローチをお伝えしていきたい。
1. 開き直り腹括りと最悪シミュレーション
まず、すべてのスタート地点として叩き込みたいのが「開き直り腹括り」と「最悪シミュレーション」である。
このアプローチの根底にあるのは、シンプルかつ冷徹な思想だ。