
AIプロンプト配布|ChatGPTでリサーチする手順&コツ~企画書・提案書・営業資料の【根拠】を収集するポイント
【この記事のポイント】
■ 「AI検索」の強み・弱みを理解し、弱点を補う対処法をおさえる
■ ChatGPTでリサーチをする手順・コツ・プロンプトを紹介
■ リサーチ結果をGoogleドキュメントに保存する手順が分かる
ライターをしていると、とにかくリサーチが多い。納得してもらうように書くには、根拠が必須。企画書。提案書。営業資料。どんな文章であれ、読み手の信頼を得るには、こうした調査データが不可欠です(下図参照)。

の数値を基に筆者作成。上位2項目を抜粋。
取引先に提出する資料も「リサーチが大変」なのは、同じですね。納得してもらうには、根拠がいる。
ひと昔前は、Google検索が主流でした。ところが今は、ChatGPTのようなAIでも検索できる時代です。そのため「Google検索」と「AI検索」の適材適所な使い分けは、リサーチの効率化に直結します。
つまり「AI検索のコツ」さえつかめば、リサーチの効率化が可能に!
そこで本記事では、ChatGPTやGoogleドキュメントを使ってリサーチを効率化する手順を解説していきます。ChatGPTは無料版でもOK!他のAIでも繰り返し使える 実践的なプロンプトも配布していますので、あわせて参考にしてみてください。
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「AI検索(ChatGPT)」の強み・弱み

まずは「強み」を確認しておきましょう。
その後に「弱み」と、弱点を補う対処法を解説していきます。
強み
① 数百のWebサイトを一括検索できる
② 外国語のデータを簡単に取得できる(例: 英語)
③ PDFの中身を読んで、必要な数字を取り出せる
④ 手軽に論文検索ができる
弱み
① キーワードで頼むと、答えが曖昧になる(文章で検索するのが手間)
② もっともらしい嘘をつく
③ 結局は出典URLの確認が必須
対処法
「① 文章で検索するのが手間」「② もっともらしい嘘をつく」については、後ほど紹介するプロンプトが効きます。ただし100%ではありません。
そこで「③ 結局は出典URLの確認が必須」に関しては、チェックしやすい表形式で出典URLを示すように依頼するのが、現実的です。この点も、プロンプトで解決してあります。

続いてChatGPTを使ったリサーチの手順&コツを紹介していきます。
ChatGPTでリサーチをする手順&コツ

ChatGPTやGemini、Claudeを使ったリサーチには「単発のリサーチ」と「ディープリサーチ(Deep Research)」の2種類があります。
単発のリサーチ: 数個~数十のWebサイトをあたる小規模リサーチ
ディープリサーチ: 数百のWebサイトを一括検索する大規模リサーチ
一見するとディープリサーチが有利。
ですが実務的には「単発のリサーチを繰り返す」メリットは大きい。
実際、私がChatGPTで「単発のリサーチ」をすると、平均20~30サイトほどを読み込みます。2〜3回重ねた結果の「個人的な満足度」は、ディープリサーチ1回を大幅に上回っています。
1. 単発のリサーチ(ChatGPTの標準的なWeb検索)を繰り返す
単発なら、出典の確認作業は、数回で済みます。
ディープリサーチ: 数十回の確認作業が発生
単発のリサーチ: 数回の確認で済む
(実際に採用するデータの出典に絞ってチェックします!)
加えてディープリサーチは、「序盤で生まれた誤りが、後の工程に連鎖していく」と指摘されています。
1回ごとに出典を確認しやすい単発のリサーチを重ねるほうが、手堅いわけです。また1回目でうまくいかなくても、簡単に軌道修正ができます。
▼「単発リサーチ」の実践的なプロンプト
【●】を穴埋めすればOK!
ボックス右上の「□」を押すとコピーできます
ChatGPTで検証済みのプロンプトです
Gemini、Claude、Perplexityでも検証済み
・用途:【●】
・知りたいこと:【●】
・条件:【●】年以降に公表された国内の一次資料を優先
・出力:資料名・発表元・公表日・使える情報・URLを表にする
・補足: 数値や集計結果はグラフで示す
・注意: 見つからない情報は「見つからない」と書き、推測で埋めない
Web検索を使って調べてください。
不足している条件があれば、先に質問してください。***




2. ディープリサーチを活用する
一方、全体像をざっと確認したい場面なら、ディープリサーチの出番です。
例えば「Web記事は、AIで書くべきか、人間が書くべきか」を調べた経験では、ディープリサーチで米国やEU、日本の動向を比較するのが役立ちました。
ただし外国語のWebサイトをいちいち「翻訳&確認」するのは現実的ではない。あくまで全体像をざっと確認したいときに、ディープリサーチをかけるのがおすすめです。
▼ディープリサーチの実践的なプロンプト
【●】を穴埋めすればOK!(ディープリサーチは途中で軌道修正しにくいため、項目が多め)
ボックス右上の「□」を押すとコピーできます
ChatGPTで検証済みのプロンプトです
Gemini、Claude、Perplexityでも検証済み
下記画像を参考に事前にディープリサーチをオンに設定してください
①[Chat]→[+]→[Deep Research]を押す↓↓↓

② 下記プロンプトの【●】を穴埋めしてコピペ↓↓↓
・用途:【●】(例: 新規AI関連事業の企画書の作成)
・背景:【●】(誰に向けて、何を判断するための調査か)
・知りたいこと:【●】(例: AIライティングの成功事例と失敗事例)
・範囲:【●】(例:国内)
・期間:【●】年以降に公表された資料
・出典:まとめ記事やSEO記事より、公的機関・業界団体・公式発表などの一次資料を優先
・出力:日本語で、冒頭に3行の結論→比較表(項目・地域・要点・公表日・URL)→補足
・注意:見つからない情報は「見つからない」と書き、推測で埋めない
・注意:事実と推測を分け、根拠が弱い点や資料どうしで食い違う点は明記する
・表記: 年号のような数値に漢数字を用いない***


Googleドキュメントに保存する手順

「単発のリサーチ」と「ディープリサーチ」では、少しだけ保存する手順が違います。最短で保存する手順を掲載しました。
なおGoogleドキュメント側の「設定」は、初回のみでOK! 設定を変えても、他の文章に影響がでる心配はありません。

[マークダウンを有効にする]にチェックをいれる
この設定をすることで「見出しや表を崩さずに」貼り付けられます。
【補足】
マークダウンは、ChatGPTやGemini、Claudeの出力に共通するファイル形式です。
▼関連記事
(マークダウンの意味が分かる解説になっています)
1. 単発のリサーチの場合
ChatGPTの回答の下にあるコピーボタン(四角が2つ重なったアイコン)を押す
ブラウザのアドレス欄に「docs.new」と入れて開く(Google公式の近道で、新しいドキュメントがすぐ開く)
Googleドキュメントで[ツール > 設定]から[マークダウンを有効にする]をオンにします(初回のみでOK!)
GoogleドキュメントでCtrl+V(Macは⌘+V)で貼り付ける
2. ディープリサーチの場合
画面右上の「(↓)」を押す
[コンテンツをコピーする]を選択
ブラウザのアドレス欄に「docs.new」と入れて開く(Google公式の近道で、新しいドキュメントがすぐ開く)
Googleドキュメントで[ツール > 設定]から[マークダウンを有効にする]をオンにします(初回のみでOK!)
Googleドキュメントで右クリック
[マークダウンから貼り付け]を選択
まとめ: 単発のリサーチをGoogleドキュメントに
ディープリサーチの出力は1万字前後と長大になりがち。保存しても読み返しづらい。出典の確認も数十回と重たいですね。
一方単発のリサーチをGoogleドキュメントに保存しておけば、読み返しやすい。出典の確認も数回と軽い。Googleドキュメントは「検索」に優れているため、単発のリサーチを重ね、「読み返しやすい」データベースを構築しておくのがおすすめです。
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます!
以上エンジニア&教育ライターの小峯でした。
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