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♯5🚑⛑️救急隊が行う死亡判断🩺~誤診しないために私が守っている死亡判断の鉄則~


    お疲れ様です🍵

    あおぞらです。

    前回は、私自身が経験した死亡判断に関する失敗談をお伝えしました。

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    あの経験をきっかけに、

    私は「死亡判断」について改めて学び直し、

    自分なりの観察手順や鉄則を見つめ直しました。

    今回は、

    消防庁通知の内容を踏まえながら、

    私が現場で意識している死亡判断の考え方についてお伝えします。


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    5.正しく判断するために

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    5-1 消防庁通知の要点

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    https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/kyuuki_tuutibun.pdf

    私は、この通知をこんなふうに捉えています。

    1項の(1)~(5)は、

    心肺停止判断の手順。

    1項の(6)

    死後硬直又は、死斑が認められること。

    この所見を判断出来るかが鍵🗝️

    決定的な所見ではありますが、

    ここが悩みどころ🤔

    なので・・・

    (1)~(6)

    手順通りに進めて、

    すべての条件が揃って

    「明らかな死亡」

    としている。

    なお、

    2項の(1)~(3)で、

    1項の項目を実施する上で注意事項が記されています。

    ● 先入観を持たないこと。

    ● 聴診器・心電計等の観察用資機材を活用すること。

    ● 判断に迷った時の医師への連絡(指示・指導・助言)



    これだけ、

    救急隊の死亡判断における誤診があるのですから、

    悩みどころの

    「死後硬直又は、死斑の判断」

    については、

    医師に連絡するのではなく、

    本格的な教育カリキュラムを盛り込む指針があっても良いのかと思います🤔



    私は一人で判断するのではなく、

    隊員間で所見を共有する

    ようにしています。

    みなさんはどのように捉えていますか?

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    5-2 死亡判断の観察手順

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    要点でも観察手順について触れましたが、

    もう少し深掘りしてみたいと思います。

    私自身、

    ある時まで、

    この手順について、

    あまり意識したことがありませんでした。

    近隣消防で死亡判断における誤診のニュースが飛び込んできても、

    「所見について判断出来ればよい」

    「死亡判断が出来ればよい」

    「間違わなければよい」

    ピットフォールに陥りやすい要因についてまで深く考えることはありませんでした。

    救急救命士国家試験のある症例問題に出会うまでは…

    誤解答でした。

    実際の問題は後ほど。

    解説にはこう書かれています。(一部抜粋)

    『 体幹・頸部の離断、脳脱(少量の脳組織の脱出は含まない)、腐敗(晩期死体現象)、火事などによる炭化などは、明らかな死と判断出来る。
    死斑や死後硬直(早期死体現象)を根拠にした明らかな死の判断は難しい。
    そんな場合は心肺停止を確認した段階で直ちに心肺蘇生に取りかかる。

    皮膚温、瞳孔径、下顎の開口状態の評価は、心肺蘇生に取りかかった後に行う。』

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    いかがでしょうか。

    解りやすくないですか⁉️

    ⚠️ 現場慣れして、

    正しい手順を見失っていませんか⁉️

    テキストを隅から隅まで読破して、

    良い成績を残していても、

    必修問題をエラーしてしまう…

    本質的なことを学べていなかったようです。

    ポンコツです…😓

    この学びは、

    とても大きなものでした。

    そして、

    これが私なりの鉄則です。

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    ● 情報や状況、傷病者の見た目には絶対に惑わされない。

    ● 明らかに死亡しているだろうという先入観は一切捨て去る。

    ● 救命を優先とした活動を行って、その先に死亡判断を疑う所見があれば観察を行う。

    ● 観察はAED(心電図モニター)、聴診器、検眼ライトの三種の神器を活用し評価する。

    ● 観察は一人ではなく複数で行い判断。(隊員同士で観察)

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    「観察が堅すぎる」

    と言われることもありました。

    それでも鉄則だけは守り続けてきました。

    結果として、

    大きなトラブルなくここまで来られています。

    残念な結果となる場合も多かったです…

    ですが…

    これが私なりの、哀悼の意の表し方です。

    こんなふうに多くの命と向き合ってきました。

    ※ 現場保存という意味で、余計な形跡を残してしまうと考える方もいるかもしれません。

    そこは、心配しなくても大丈夫です。

    行った処置内容を説明すれば問題ありません。

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    📖 次回予告

    ここまで、

    死亡判断の基準や観察手順についてお伝えしてきました。

    しかし、死亡判断の難しさは、

    「判断すること」だけではありません。

    その先には、

    亡くなられた方のご家族への対応、

    そして、

    救急隊員自身の心との向き合い方があります。

    次回は、

    「命と向き合うということ」

    現場で私が感じ続けてきた、

    もう一つの難しさについてお話ししたいと思います。

    命の判断で感情が揺らがない人はいないはずです。

    救急隊員も一人の人間ですから。

    ぜひ次回も、お付き合いいただければ嬉しいです😊🚑


    最後までお読みいただき、本当にありがとうございました😊

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    また、現場で役立つ知識や経験を発信していますので、フォローして次回の記事もご覧いただけると嬉しいです。

    それでは、また次の記事でお会いしましょう🌿


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    📖 この続きは有料連載で詳しく解説しています。

    ✔ 死後硬直の本当の見方

    ✔ 死斑をどう評価するのか

    ✔ 角膜混濁

    ✔ 死後冷却

    ✔ 現場で迷わない判断力



     
     
    「人命救助の現場に携わりたい」 消防歴30年。東日本大震災の年に救急救命士へ。 元救命士あおぞらです🌤️ 「なぜ?」を大切に、経験や失敗から救急の知識と視点を発信。 命への向き合い方が、少し変わる。 あなたと大切な人のために、できることがひとつ増える。 小さな気づきを一緒に🌿

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