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遺書 漫画家アシスタント物語 第2章 3

     
    《 写真上:このイラストは、2008年にブログ書籍化のために制作。友人のトイレが、当時のトイレとよく似ていので参考にさせてもらいました。》
     
     
      
    まだ、「第1章〈1〉」をお読みでない方は、先に「第1章〈1〉」をお読みいただく事をお薦めいたします。

    まとめてお読みになりたい方は、去年編集した、改編前のマガジン「第1章、第2章」をどうぞ!

     
     
     〚 前回のあらすじ 〛
    怪奇漫画家さがみゆき先生のアシスタントを始めるが、サボり癖が出て仕事が遅延し始める。三畳一間の貧乏暮らしが始まる。
     
     
                

          〈3〉 食事中は読まないで!


    ところで・・・・・・突然、不浄な話で申し訳ありませんが・・・・・( 食事中の方はお読みにはならないで下さい! )

    この下宿の2階のトイレ( 汲み取り式 )は、そのまま1階トイレの便槽に直結していました。 つまり‥‥

    2階トイレでの排便が、パイプを通じて下へ落下します。 それは、加速度をつけて、1階下の便槽に急降下‥‥!

    私の部屋の真向かいにある便所の上、二階便所から、そのまま直線で真下に向かい、一階の便槽へと落下していくわけです。 

    その時の落下音が‥‥ ゾッとするほど、恐ろしい!

    1階の便所に隣接するサカモト君と、便所正面の私は、食事中にこの音を聞かされる事がありました。 

    2階から発出した便が、1階の便槽に落下する時、通常のものなら・・・・

    「 ペッタ~ッ 」

    便が不定形のため、パイプにぶつかりながら落下すると・・・・

    「 ペペペペト~~ッ 」

    重量級になるとすごい!

    「 ズッポオォ~~ン 」

    うさぎのフンのようにバラバラした便だと‥‥

    「ポチャラ、ポチャラララ~~ッ」

    下痢となると、どんな音になるか‥‥? 

    意外と静かで、多めの小便のみたいな感じで‥‥

    いや‥‥ 

    もう、こんな音の話はやめよう‥‥‥‥

    気分を害した読者の顔が目に浮かぶ‥‥‥‥


    ただ‥‥

    半年もすると、2階の住人が今、どのような排便をしたかわかるようになります・・・・

    『 昨日はずいぶん食ったんだなぁ・・・ 』

    ・・・・とか

    『 今日は腹下してンなぁ・・・ 』

    ‥‥とか

    そのため、サカモト君と私は食事中は必ず(!)音楽を聴くようにしていました( TVでもラジオでもいい )。

    ・・・・もうクセになっていました。( ガンガン音楽やラジオを聴く! )

    1年、2年と、毎日つづけば、誰でもそうなると思います。


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           三畳一間の下宿、私が愛用した座椅子です。背後の壁には煙草のシミが‥‥1974年




    今でも静かに食事をしていると‥‥

    たまに‥‥

    ん‥‥‥‥?

    なぜか言い知れぬ不安が襲ってくるのです・・・・・
     
     
     
     
     
                        「第2章〈4〉」へつづく・・・・
      

                        「第2章〈2〉」へもどる‥‥

                            「もくじ」 へ‥‥

     

     
     
     
     
     

     
     

    yes

     
     
    42年、漫画家アシスタントをやって・・・ 馬鹿な男が残したかった・・・教訓! 挫折と後悔の手記を・・・ 全漫画家アシスタントと全漫画家志望者へ!   アシスタント歴:ジョージ秋山、かわぐちかいじ他 1987年ヤングジャンプ青漫賞デビュー 宝塚大学背景美術非常勤講師2010-16年

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