メインコンテンツへスキップ
見出し画像

私が出会った「素敵な先生」の共通点~弱さやリアルを話してくれる

    最近、noteで教師の悪口ばかりを書いてしまっていたので、 今回は少し趣向を変えて、私が会った素敵な先生を紹介します。

    結論から言えば、自分の弱さや、世の中の現実をありのままに話してくれる教師は、 子ども心にとても素敵に映っていました。

    私は小中高を通じて、学校生活に楽しい思い出があまりありません。

    嫌な教師が多かった。 それが、偽らざる本音です。

    思い通りに行かないことを笑い話で教えてくれた先生

    小学6年生のときの担任だった、男の先生。名前も忘れてしまった。

    村田先生だったかな(笑)

    なぜか毎回昼の掃除の時間になると、私のところへやってきて、 一緒にほうきをはきながら話をしてくれる人でした。

    その話の内容が、とにかくすごかった。

    キャバクラでお金を使いすぎてしまった話。
    まさか自分がハゲるとは思ってもいなかった、という話。

    明るく、笑いながら、自分の失敗や情けない過去をさらっと語ってくれるのです。

    「小学生にそんな話をするなんて」と眉をひそめる人もいるでしょう。
    その気持ちも、わからなくはありません。

    でも私は、この先生が大好きでした。

    理想論ばかりを並べ立てる教師。
    一方通行の指導を繰り返すだけの教師。

    そんな大人たちに囲まれる中で、この先生は「人生は思い通りにいかない」という事実を、 説教ではなく「笑い話」として教えてくれたからです。

    自分の弱さを隠さずに話してくれる大人の言葉が、 当時の私には聞きたくてたまらなかった。

    だから、毎日の掃除の時間が待ち遠しくて仕方ありませんでした。

    人間味があふれていた英語の先生

    中学の英語の先生は、女性でした。

    この先生もよく昔話をしてくれたのですが、その内容は相当リアルなものでした。

    友達がお店で万引きをした話。
    先輩たちに囲まれて、輪になっていびられた話。
    先輩からのカツアゲから逃れるため、お金をブラジャーの中に隠していた話。
    大学時代に出会ったヤクザを救うため、弁護士を目指して毎日図書館に通い続けていた男性の話。
    学校で転落して死んだり、逮捕された同僚の先生の話。

    どれも、学校の教科書には絶対に載っていない話ばかりです。

    でも、そこには嘘のないリアルがあり、とにかく人間味があふれていました。

    きれいごとでは済まされない、生身の人間の生々しい話。

    それを聞くたびに、「世の中にはこんな大人もいるのか」と、 自分の中の世界の解像度が、少しずつ上がっていくような感覚があったのを覚えています。

    記憶に残る、ダメな先生たち

    一方で、忘れたくても忘れられない「ダメな教師」たちもいます。

    小学4年生の担任だった男の先生。

    「俺が許可しなかったら、お前らは5年生になれないぞ」と、 小学生相手に根拠のない脅しをかけてくるような人でした。

    今振り返ると、女子生徒への不自然なボディタッチや、やたらとカメラを向けてくる行動など、 当時は言葉にできなかったものの、おそらく「黒」な行動もあった問題児でした。

    高校の国語の女性の先生は、異様にプライドが高い人でした。

    「私は教師以外の仕事でも成功できる。 なぜなら学生時代のバイト先の駄菓子屋で、働きぶりを認められて時給が50円上がったから」

    授業中にそう大真面目に語る先生を前に、私は唖然としながらも、 「どういう思考回路をすれば、その経験があらゆる仕事での成功につながるのか」を、 授業中ずっと真剣に考えていた記憶があります。

    また、沖縄という土地柄もあったのか、授業中に突然 「沖縄が独立するなんてありえない」と政治思想を語り始める数学の先生もいました。

    中学の野球部の顧問は、甲子園に出場したという自分の過去の栄光を引きずり、 とにかくバントにこだわり続ける人でした。

    「運動を楽しむ」という発想が根本的に欠け落ちていて、 部活動を「自分のやってきたやり方が正しいことの証明」に使っているようにしか見えませんでした。

    今思えば、なんとも滑稽な大人たちです。

    田舎と、勘違いした教師が生まれる理由

    私は平成一桁生まれの、いわゆる「ゆとり世代」です。

    育ったのは沖縄の田舎町で、振り返ってみると、 同世代に比べて時代錯誤な場面に遭遇することが多かったように思います。

    そこで、ひとつ思うことがあります。

    田舎においては、教師という職業の給料はそこそこ高く、安定しています。

    狭く閉じたコミュニティの中では、それなりの地位と収入が保証されているのです。

    そうした環境こそが、「勘違いした教師」を生み出しやすい土壌になっているのではないでしょうか。

    私が「素敵だ」と思えた先生たちには、ある共通した姿勢がありました。

    それは、「自分も失敗をしてきた人間だ」という謙虚さです。

    子どもに対して完璧な大人を演じるよりも、 自分の情けない部分を笑い飛ばせる大人の方が、 子どもの記憶にはずっと深く、温かく残る。

    少なくとも、私にとってはそうでした。

    追記 スライドショー

    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
    画像
     
     
    元国家公務員(法務省・厚労省)/沖縄出身 派遣社員 30歳手前でアイドルと生成AIをきっかけに少しだけ前向きになりました。気軽に楽しめる記事と生き方を発信しています。 野球・アイドル・生成AI・公務員試験・旅行・MBTI(INFP-T)/推し:板倉可奈・佐野愛花・笹原なな花

    あなたへのおすすめ