
シニアの4人に1人がテレビを1日5時間以上――岡山県では「7時間以上」が2割に
江戸川鯉太郎です。
60代から月5万円の副収入化の仕組みを提供しています。
私自身60代の半ば。
note、kindle本を出版、ココナラ等で、昨年から月5万円を達成し、
今は月10万円の安定した収入を目指して活動中のクリエイターです。
朝のニュースから始まり、昼の情報番組、夕方のドラマ、夜のスポーツ中継まで。
「時計代わりにテレビをつけている」という人も含め、シニア世代の暮らしにはテレビが深く根付いています。
今回紹介するニュースによると、60代・70代のうち、1日にテレビを5時間以上見る人は全国で23.1%。約4人に1人に上ることが分かりました。
半数以上が1日3時間以上視聴
調査はパナソニックが2026年7月、全国47都道府県の60~79歳の男女4,700人を対象に実施したものです。
1日のテレビ視聴時間には、地上波だけでなく、録画番組、BS放送、テレビ画面で見るネット配信も含まれています。
回答の内訳は次の通りです。
1時間以上~3時間未満:36.6%
3時間以上~5時間未満:31.3%
5時間以上~7時間未満:12.7%
7時間以上:10.4%
3時間以上見る人を合計すると54.4%。シニア世代の半数以上が、一日のうち少なくとも3時間をテレビの前で過ごしていることになります。
「5時間以上」が最も多かった岡山県
都道府県別で、1日5時間以上テレビを見る人の割合が最も高かったのは岡山県でした。
岡山県では5時間以上見る人が32.0%。全国平均の23.1%を8.9ポイント上回っています。
さらに、1日7時間以上見る人も20.0%に達しました。全国平均の10.4%と比べると、ほぼ2倍です。
ただし、この数字だけで「岡山県民はテレビを見過ぎている」と決めつけるのは早計でしょう。
この調査は、各都道府県から100人ずつを集めたインターネット調査です。また、対象者は「自宅にテレビがあり、週に1日以上テレビを見る人」に限られています。県別の割合は興味深い傾向ではありますが、岡山県のシニア全体をそのまま表す数字ではないことにも注意が必要です。
テレビはシニア世代の「情報インフラ」
テレビを見る時間が長いと聞くと、すぐに「見過ぎはよくない」という話になりがちです。
しかし、テレビには娯楽以外の役割もあります。
今回の調査で、よく見る番組として最も多く挙げられたのは「ニュース・天気予報」で、90.7%に達しました。災害情報や地域の出来事を知る手段として、テレビは今も重要な情報インフラです。
一人で過ごす時間が長い人にとっては、音や人の声があることが安心感につながる場合もあります。ドラマやスポーツ中継が毎日の楽しみになり、家族や友人との会話のきっかけになることもあるでしょう。
大切なのは、視聴時間の数字だけを見て良い・悪いと判断しないことです。
シニア世代も「テレビでネット動画」が当たり前に
調査からは、シニア世代のテレビの楽しみ方が変化していることも見えてきます。
テレビ画面で動画配信や見逃し配信を週1回以上利用している人は44.6%。すでに4割を超えています。
「シニアは地上波しか見ない」というイメージは、少し古くなっているのかもしれません。
また、自宅に録画機器がある人の83.0%が、録画機能を日常的に利用していました。録画する最大の理由は「放送時間に縛られず、自分の好きな時間に見たいから」です。
番組表に生活を合わせるのではなく、自分の生活リズムに合わせて番組を選ぶ。そんな能動的な視聴スタイルが広がっています。
テレビが外出のきっかけになることも
興味深いのは、テレビが必ずしも家に閉じこもる原因ではないという点です。
テレビで紹介された観光地や飲食店へ、実際に足を運んだ経験がある人は41.0%。旅番組やグルメ番組をきっかけに、約4割が行動を起こしていました。
テレビを見て終わるのではなく、
「ここへ行ってみたい」
「この料理を食べてみたい」
「今度、家族を誘ってみよう」
と次の行動につながるなら、テレビは好奇心や外出を後押しする存在になります。
気をつけたいのは「長時間じっとしていること」
一方、テレビを長く見ることで、同じ姿勢のまま座り続ける時間が増える点には注意が必要です。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」も、全世代に向けて、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう呼びかけています。
テレビそのものが悪いのではありません。問題になり得るのは、楽しい番組に夢中になり、何時間も体を動かさない状態が続くことです。
番組を楽しみながら座り過ぎを防ぐには、例えば次のような方法があります。
番組が終わるたびに一度立つ
コマーシャル中に足踏みや軽いストレッチをする
飲み物を取りに行くなど、こまめに歩く用事をつくる
録画や見逃し配信を使い、途中で休憩する
旅番組で見た場所を、実際の外出先候補にする
テレビ体操や運動番組は、一緒に体を動かしながら見る
立つのが難しい人も、座ったまま足首を回したり、膝を伸ばしたりするなど、同じ姿勢を続けない工夫ができます。体の状態に合わせ、無理のない範囲で行うことが大切です。
「何時間見たか」より「どう見たか」
テレビは、シニア世代にとって大切な情報源であり、毎日の楽しみであり、ときには外の世界へ踏み出すきっかけにもなります。
だからこそ、単純に視聴時間を減らせばよいという話ではありません。
見たい番組を選ぶ。録画や配信を活用する。合間に立って体を動かす。そして、番組から得た興味を実際の行動につなげる。
テレビに一日を支配されるのではなく、テレビを暮らしに上手に取り入れる。
今回のニュースは、私たちが「テレビを何時間見ているか」だけでなく、「テレビとどのように付き合っているか」を考えるきっかけになりそうです。
参考:パナソニック「シニア層のテレビ視聴に関する全国調査2026」/厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
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