
中東情勢の懸念が高まる…

中東地域の懸念が高まる…
日曜日にビックリなニュースが飛び込んできました。とうとうアメリカがイラン核施設をバンカーバスターで攻撃したとこのことです。
バンカーバスターは地下に構築された施設を破壊する専用の兵器で大型のものはアメリカが保有しており、イスラエルは保有していません。(大きいものほど地下深くまで攻撃可能) またこのバンカーバスターは巨大で重いため運べる爆撃機も限られ、B2ステルス爆撃機が必要という側面もあります。アメリカにとって今回の作戦の成果は非常に大きなものでした。「アメリカでなければ投入できない戦力」を駆使して「短時間に大きな戦果」をもたらしています。(*'▽')
注目される原油価格の行方
さて、アメリカがイランに直接的な攻撃を行ったことにより、中東状況は大きく変わりました。今後イランが報復行動をとのような形で行うのか?という点に、世界が注目しています。この状況を背景に原油価格がジリジリと上昇しており、中東情勢の悪化による影響が懸念されています。
投資主体別売買動向の定点観測

さて、週末となりましたので、市場全体の動向を振り返ってみましょう。
「投資主体別売買動向」は、日本取引所グループが発表するデータで、日本株市場の売買動向を把握する際に役立つ重要な指標です。
海外投資家:主に外国の機関投資家やヘッジファンド
個人投資家:現金取引と信用取引に分かれる
投資信託・信託銀行:年金や企業年金の運用を担当
証券自己:証券会社による自己売買の動向
6月第2週では、日経平均が0.25%の上昇となりました。注目すべきは「海外」の買いが11週連続していることです。ただし海外勢の買いが細りましたので、少し注意が必要かと思います。相変わらず個人(現金)は売りが多勢です。信用で買っているものの、この点も気になるところです。
日米交渉の行方
注目されたカナダでのG7サミットで日米首脳による直接的な会談が行われたものの平行線を辿りました。アメリカにとって貿易交渉よりも重要な中東情勢の悪化が進んでいますので呑気に会談している状況では無いというのが実情でしょう。(*'▽')
来週に向けての展望
4月上旬から米国債10年金利、原油価格、金価格の3点の動きを注目しています。
■米国債10年 利回り
4月11日(金) 4.49%
4月18日(金) 4.32%
4月25日(金) 4.24%
5月2日(金) 4.31%
5月9日(金) 4.38%
5月16日(金) 4.48%
5月23日(金) 4.51%
5月30日(金) 4.40%
6月6日(金) 4.51%
6月13日(金) 4.40%
6月20日(金) 4.38% (利回り低下)
■原油価格
4月11日(金) $61.5
4月18日(金) $64.68
4月25日(金) $63.02
5月2日(金) $58.29
5月9日(金) $61.02
5月16日(金) $62.49
5月23日(金) $60.93
5月30日(金) $60.76
6月6日(金) $64.58
6月13日(金) $72.98
6月20日(金) $73.84 (価格上昇)
■金価格
4月11日(金) $3255.4
4月18日(金) $3341.3
4月25日(金) $3298.4
5月2日(金) $3257.0
5月9日(金) $3344.0
5月16日(金) $3187.2
5月23日(金) $3365.8
5月30日(金) $3330.1
6月6日(金) $3346.6
6月13日(金) $3452.8
6月20日(金) $3400.7 (価格下落)
今週は中東情勢の悪化がありましたのでリスクオフとなり、米国債が買われて利回りが下がり原油価格は上昇しています。不思議なことに金価格は下がってしまったのですが、プラチナ価格が上昇していましたので、貴金属としての実物資産の投資先が案分された結果なのかもしれませんね。(*'▽')
現在は世界中がイランに注目しています。戦いの狼煙は上がってしまっている状況ですので、その行く末に対して、目をそらさずしっかりと見ていきたいと思います。(*'▽')