
今さら聞けない「FX用VPS」とは?自宅PCとの違いやメリットを徹底解説
VPS、それはVirtual Private Server。
1台の物理サーバー上に仮想的な専用サーバーを複数構築し、ユーザーが管理者権限を使って自由に利用できるサービス。
今さら聞けないVPSについて簡単にまとめます。
1.VPSとは
自宅のパソコンではなく、外部サーバー上で MT4/MT5とEAを動かすための、個人用のレンタルPCのようなものです。
自前のPCでも自動売買させることは可能ですが
回線が遅い
FX業者のサーバーから遠い
MT4/MT5以外にもソフトを稼働させたい
Windowsアップデートで勝手にシャットダウンした
うっかりMT4/MT5を閉じてしまった
24時間稼働で電気代がかかる
など挙げればきりがありません。
これらの問題を解決するのが、FX用VPSです。
FX用VPSを使えばコストが余計にかかります。
「FX用VPSのコスト」と「上記問題解決」はトレードオフの関係になります。
2.VPSを使う理由
(1)災害時、停電時、ネット回線切れ際の保険
VPSを使えば災害時などの非常事態でも、サーバを非常に頑強な建物に置いているので、自動売買を継続することが可能です。特に日本は災害が多いので、自宅PCで自動売買を稼働させていた場合は停電などのリスクが付きまといます。
(2)電気代、パソコンのファンの騒音
自宅でPCをつけっぱなしにしている場合、純粋に電気代がかかるということと深夜帯にPCのファンの音が気になる、ということもあります。
(3)HFT、高速スキャルピング、アービトラージのため
多くの人がFX用VPSを借りる理由はこれです。
トレード用VPSはFX業者と同じデータセンタにサーバーを置いていて、有線接続しているので、コンマ数秒を競うようなトレードロジックにはFX用のVPSが必須になります。
3.FX専用VPSとレンタルサーバ用VPSの違い
FX専用VPSとレンタルサーバ用VPSの最大の違いは、「FXの自動売買(EA)をWindows画面で動かすことに特化しているか」か「Webサイトや開発環境をコマンド操作(Linux等)で構築・運用するか」という用途と初期環境の違いです。
一言で言えば、FX専用は「最初からリモートデスクトップが使えるWindowsパソコン」、レンタルサーバ用は「エンジニアが中身を1から構築する黒い画面(CUI)のサーバー」という違いになります。

(1)操作画面と初期設定の手間(GUI vs CUI)
FX専用VPS
契約した瞬間からWindowsの画面(デスクトップ)が用意されています。スマホやPCの「リモートデスクトップ接続」アプリからログインすれば、自宅のパソコンと同じようにマウス操作でMT4/MT5をインストールして動かせます。レンタルサーバ用VPS
起動時は「黒い画面」に文字だけが表示される状態です。Windowsのように画面を見ながら操作したい場合、自分でLinuxにデスクトップ環境を導入するか、有料のWindows OSプランを選んで1から構築する必要があります。
(2)⭐通信遅延(レイテンシ)と設置場所
FX専用VPS
FX会社の取引サーバーが集まるデータセンター(例えば東京・大手町や、海外拠点のロンドン、ニューヨークなど)の目と鼻の先にサーバーが配置されています。物理的な距離が近いため発注から約定までのタイムラグ(ミリ秒単位)が極限まで抑えられ、スリッページ(注文価格のズレ)を防ぐ設計になっています。レンタルサーバ用VPS
Webサイトを日本全国に効率よく配信するための場所に設置されているため、FX取引に特化した超低遅延(ローレイテンシ)は考慮されていません。
(3)コストの仕組み(Windowsライセンス料)
FX専用VPS
Windows Serverの利用料や、リモートデスクトップ接続に必要なライセンス料(RDSライセンス)が最初から月額料金に含まれていることが一般的です。レンタルサーバ用VPS
基本料金が安く見えても、それは無料のLinux OSを選んだ場合です。Windowsプランを選択したりオプションを追加したりすると、結果的にFX専用VPSより割高になるケースが多々あります。
(4)24時間運用の安定性と専用機能
FX専用VPS
取引中のサーバーダウンを防ぐため、他ユーザーの負荷影響を受けにくい「リソース専有型」を採用していたり、自動売買に最適化されたメモリ解放ツール、OSの自動アップデートによる意図しない再起動を防止する仕組みなどが標準で備わっています。
4.FX用VPSの選び方のポイント
(1)サーバの場所
FX業者のサーバーがニューヨークにあるのに、東京のVPSを借りても仕方ありません。
VPSはFX業者と同じロケーションのサーバを選びましょう。 自分のFX業者のサーバがどこにあるかは、メタクオーツのサイトでおおよそわかります。
※この場所でないこともあります
(2)エクイニクスかそれ以外か
同じ国にあるサーバの場合、 物理的な距離が近ければ近いほど通信速度は上がります。最も近いのは、FX業者のサーバーと同じ建物にサーバがあるVPSです。
企業の機関投資家は取引所と同じ建物のコンピュータでトレードしています。 VPSを使えば機関投資家と同じように、 同じ建物内のコンピューターから発注することができます。
ポイントとなるのは「エクイニクス」かどうかです。 エクニクスは、サーバがたくさん置いてあるデータセンターを運営・管理しているサーバ会社です。つまり、エクイニクスのあるデータセンター内のVPSを使えば、 機関投資家と同じ環境でトレードできます。
エクイニクスサーバのあるデータセンター内にあるVPS、
それがBeeksです。


💡それなりの資金で、それなりのロットで、スキャ等の短期取引する
この場合は、昔も今もBeeks一択だと思います。
逆に言うと、それ以外の場合はBeeksにこだわる必要はないと思います。