
【英国・ロンドン】さらに増加を続けるDABラジオ局
こんにちは、ラジオと地理です。
引き続き英国(イギリス)ロンドンでのラジオ受信と、ラジオ事情について深掘りしてみます。
私にはお陰様で「BDXC」という、強力な?現地の「援軍」がおられますので、そこから得た情報も交えて参ります。
(BDXCに関する以前の記事)
素朴な疑問・ロンドンでDABは何局オンエアしているのか?
少し前の記事にて、ロンドン西部のEaling Broadway地区のホテルで受信した際、何と150局も私のラジオ(ソニー製 XDR-P1DBP)のディスプレイにリストされたと書きました。
とても全部チェックする余裕は無かったのですが、中には「Not in Service」と表示される局もあって、すべからく聞けるワケでは無さそうです。
とはいえ、やっぱり実際どうなの?と気になり、BDXCの主力メンバーDave Kenny氏に聞いてみました。
すると「ラジオと地理、ロンドンにようこそ。良い質問だ!今はロンドン周辺だとDABチャンネルの数が非常に多く、150~200局くらいはあるだろう。よって、すべての局を把握するのは難しいんだ。
特にローパワーで運用されている『ロンドン・トライアル・マルチプレックス』では、なおさらだ」と。
さらに、「今年後半には、このロンドン・トライアル・マルチプレックスが、トライアル(試験運用)から、新しい恒久的なフランチャイズに切り替わって、さらに多くの局が増えるんだ」そうな…
ちょっと日本では考えられない数ですね・・・
古いラジオでは上手く受信出来ない
DABの本放送は1995年に英国でBBCにより開始され、30年も経っています。このため、既に方式が古くなっている点が指摘されています。
今は後期型「DAB+」(前期型のDABとは基本的に非互換)が主流で、最近DABが正式スタートしたバルト三国のエストニアも同様です。
ですので、古いラジオでは上手く受信出来ない場合があり、Daveが使っているPURE社の「Evoke S2」(2009年頃発売の機種)では、オートスキャンを行うと局数が多すぎて、全部は復号出来ないそうですね。
「マルチプレックス(Multiplex)」とも呼ばれる
DABはデジタル化/多重化されているので、「ブロック」または「チャンネル」と呼ばれる一つのチャンネル(周波数)に、複数の局(番組)が同時に送出されています。
よって、従来のアナログFMと区別する意味も込めて、DABは「マルチプレックス(多重化)」とも呼ばれ、この単位で名前が付けられています。

引き続き、英国・ロンドンでのラジオ受信について書いて参ります。