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【学校教育】学力低下の原因はスマホでもコロナ禍でもなく「小学校での探究やグループワークの増加」かもしれない【探究学習/小学生】


    学生の学力低下の理由は、「小学校での探究学習やグループワークの授業」が増加し、「基礎的な知識を教えたり、それを反復し練習したりする機会」が減っていることにあるのではないか。


    というニュースを読みました。

    ーー


    文部科学省が子どもの学力の変化を調査する「経年変化分析調査」(2024年)の調査結果については、多くの方が注目していました。

    そして私も、以下の記事にしております。

    この中の記事では、スマホの使用時間が問題か?というまとめにしましたが、今回の記事は、また違った視点からのものです。


    ー

    私の本業で学習塾の顧問をしているのですが、そこの社長からも同じような話を聞いています。

    私が勝手に応援している福島県の高校等の活動でも多く取り上げているのですが、

    探究活動に取り組む高校はかなり増えていますし、各高校で探究活動を続けていることで、経験や人脈が増え、どんどんと内容が濃くなっています。

    そして、この活動は、多くの高校生が様々な経験を積むことが出来るため、将来的にも大きなプラスになると思います。

    しかし、この探究活動について、小学生にはプラスに働かない可能性があるのではないかということが今回のニュースです。


    ー

    現在の小学生の授業では、上記のような探究活動やグループワークの授業が増加しています。

    しかし、学校に登校する日数・勉強する時間数は増えていませんので、その分、何かの授業を減らさないといけません。

    そこで減らされている授業が、

    基礎的な知識を教える授業
    基礎的知識を反復し練習する授業

    ということです。

    授業の基本は、単元についての基礎を教え、授業中にそれを利用した計算を教えて、宿題で身につけさせるという形ですが、こういったオーソドックスな指導は行われていないケースが増えているそうです。

    また、そういった授業が減らされるということは、生徒の理解度具合に合わせた復習の授業も出来ない、ということにもつながります。

    ですので、出来る生徒と苦手な生徒の差はさらに広がってしまいます。


    ー

    正直なところ、今回の件については「小学生から中学生の英語」と同じ状況になりつつある、と考えられます。

    私の世代なら分かると思うのですが、昔の中学校の初めの英語というのは、

    Hi , My name is Taro .
    How are you ?
    I ’m fine thank you . And you ?
    This is a pen .

    のような簡単な基礎を、中学一年生の一学期を使って教えるという形でした。

    今では、中学一年生の英語は、小学校や塾で基礎を行っていることが当たり前(前提)として、一学期からかなりの文法を教えていますので、中学一年生の英語の教科書を見るたびに驚いています。

    このような授業の進め方をしていますので、中学一年生から、英検3・2級に合格する生徒が増えていると前述の学習塾の塾長は言っておりますし、そこは、この教育の良い点だと思います。

    また、中学生・高校生で、多くの生徒が海外にホームステイを経験し、多くの生徒が英語について苦に感じていないことも、メリットと言えます。

    しかしその反面、多くの生徒が、私の時代よりも英語に苦手意識を持ち、英語の学力が低下していると感じます。

    中学一年生向けの、基礎英語の講座を開催すると、定員をオーバーするほどの人気だとも言っております。

    現在の中学校英語については、得意な生徒と苦手な生徒との学力の差は、私の時代よりも開いているのではないでしょうか。


    ー

    しかしこの件から、探究活動・グループワークが悪い、小学校で探究活動・グループワークを行うことはいかがなものか、と繋げてしまうのはあまりにも浅慮です。

    これからは、探究活動やグループワークの授業をただ増やすのではなく、年間カリキュラムを整備し・上手に入れ込むことを進めていくことが重要です。



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    今回の画像は【TOMO】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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