
100冊の本がまだないところから。【週報】
100冊の本が並ぶ図書館をつくりたい。
ただし、その本は、まだ一冊もこの世に存在していない。
そんな呼びかけから始まった「#まだない本の図書館」に、たくさんのタイトルが届いています。
いただいた架空の本のタイトルに、帯文やあらすじを添えて、一冊の本に仕立てていく企画です。
タイトルを読むだけで、どんな物語なのだろうと想像がふくらむ。
この言葉から、こんな本が生まれるかもしれない。
そんなことを考えていると、時間がいくらあっても足りません。
ありがたいことに、嬉しい悲鳴をあげています。
その一方で、今週は体調を崩してしまいました。
続けていた毎日投稿も、いったん止まりました。
企画への返信も、思うように進められていません。
やりたいことは、たくさんある。
届いた言葉にも、早く応えたい。
でも、気持ちと体の歩幅が、うまくそろわない。
今週は、そんな一週間でした。
まだない本に、場所をあける
普段、図書館で働いている私は、すでにある本に触れています。
誰かが書き、誰かがつくり、手元に届いた本。
今回の企画で届くのは、その手前にある言葉です。
まだ本文も、ページもない。
けれど、タイトルだけで「読んでみたい」と思ってしまう。
本という形になる前から、言葉はもう、人の想像を動かすのだなと感じています。
100冊という目標を立てたときには、どんな棚になるのか、私にもわかりませんでした。
今も、完成した姿は見えていません。
それでも、私ひとりでは思いつかなかったタイトルが届くたび、棚の続きが少しずつ見えてきます。
参加してくださったみなさん、企画を気にかけてくださったみなさん、本当にありがとうございます。
お返事をお待たせしてしまっている方もいて、心苦しいのですが、体調を見ながら少しずつ進めていきたいと思っています。
【タイトルだけください。7日で100冊、架空の本にします。】
— ききりん|本と日常を綴る人 (@RinPleasureTree) September 30, 2026
あなたが考えた「架空の本のタイトル」を、この投稿にひとつリプしてください。
そこから私が自由に物語を想像し、あらすじと表紙を作ります。
著者名は、あなたのアカウント名。
先着100名です#まだない本の図書館
今週、書いたもの
毎日投稿は止まったけれど、今週書いたものを並べると、いろいろなことを考えていたのだなと思います。
完成していない私を、見せられるようになった。
この一年で手に入れた、失敗する過程も見せる勇気について。
書いた直後に始めた企画も、まさに途中を見せながら進んでいます。今の自分へ、先に手紙を書いていたような気持ちです。
なぜ、読めなかった私が、活字を「優しい」と思うのか。
本が読めなかった経験から、音楽や映画、活字との距離を考えました。
自分の速度で近づけること。必要なときまで待っていてくれること。今週は、そのありがたさを自分でも感じています。
はじめて出会う秋
ビンゴエッセイのお題をきっかけに知った、秋明菊。
名前を知ったことで、次の散歩に楽しみがひとつ増えました。書くことが、暮らしのなかの小さな発見につながった一篇です。
どうか、動きませんように。
4歳の娘の体操服。そのポケットから出てくる、木の棒や謎の実。
娘の発見を大事にしたい気持ちと、無事に洗濯を終えたい気持ちを書きました。こちらで、なんとか1ビンゴできました!
「#まだない本の図書館」募集記事
Xで始めた、架空の本のタイトルを募集する企画のご案内です。
みなさんの言葉をお借りして、100冊の本が並ぶ図書館をつくりたい。そんな呼びかけに、たくさんの応募をいただいています。企画の詳細は、こちらからどうぞ。
気になるものがあれば、お時間のあるときにのぞいていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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読んでくださる方がいることが、次の言葉を書く力になっています。
また、お好きなときに遊びにいらしてくださいね。