
えびは、ひもである。
きのう、スワヒリ語ではかにはすわってる、つまり kaa はカニ・炭・座るの意味をもつことを見ました。
ただ、ねこが寝る子であるような感じで名詞が動詞に由来するかは、私には分からないのでした。
いっぽう、同じく甲殻類であるえびは kamba と言います。
そしてkambaは「ひも」の意味もあります。
ぞうりみたいに2本の紐があるサンダルは、kamba mbili(2本の紐)と呼ぶ、など。
※ところで、サンダルをyeboyebo(あ、繰り返し語!)とも呼ぶのはなぜでしょう? 日本語の感覚では「よぼよぼ」っぽくてちょっと弱そうです……。
これは「カニは座っているみたいに姿勢が低いから」説よりさらに、両者の関係がわかりやすそうです。
エビには長い触角がありますから。
(もちろん、どちらも私がそう思っているだけで、確かめてはいません。wikipediaだったら独自研究タグをつけられてしまいます。)
日本語の「えび」はえびかずらの色、漢字の「海老」は腰が曲がりひげの長いおとしより、とされていますから、スワヒリ語は後者(ひげ)に近い視点でしょうか。kaaよりは確度の高い推測といえるかな、と思います。
ちなみに、扉画像のようなシュリンプをカンバと呼ぶのに対して、ロブスターはカンバコーチと呼びます。
これも確認したことはありませんけど、大型バスを英語でコーチと言いますから、「バスのように直方体に近いシルエットのえび」という意味の名前でしょうか? カウチも形は近いかもですけど、米語なので(タンザニアはB.E.です。一階はグラウンドフロアーですし)。
……とずっと思っていたのですけど、スペルは kambakoche らしいです。
私のまわりではみんなコーチと発音していたのに!
そして koche だとすると、ヤシの実です。
Mikocheniという地名があり、語源はヤシの木の生えている場所、なので。
(「~ni」は日本語みたいに「~に」です。mbuyuniだったらバオバブの木が生えている場所、weka chiniだったら「地面に置く」のように。)
kambamti(木のえび)とも呼ぶそうですから、どちらもロブスターのごつごつして硬い殻を示している、のではないでしょうか。
ひとつかしこくなりました。