
あの有名な歴代大統領の彫刻と世界的にも珍しい洞窟を見る サウスダコタ州旅行記#1
今回は,あの有名な歴代大統領の彫刻と,世界的にも珍しい造形の見られる洞窟があるウインドケーブ国立公園,荒涼とした地形の見られるバッドランズ国立公園を訪れるため,サウスダコタ州へ行ってきた。
Fly to Rapid City
名所の多いサウスダコタ州だが,大きな空港は無く,今回の旅のゲートシティである Rapid City へはデンバー乗継で向かった。2週間ぶりの飛行機は前回に続きユナイテッド航空であり,前回は2時間遅れだったが今回は定刻であった。








Mount Rushmore National Memorial
翌朝は早速,あの有名な歴代大統領の顔の彫刻がある Mount Rushmore National Memorial へと向かった。






模型には実物より下の部分もあるが彫刻の設計には含まれていなかったそう

有名な歴代大統領の彫刻は,山の岩肌に大統領の顔が彫られているというだけでそれ以上でも以下でも無かったが,有名な彫刻を自分の目で見られたのは光栄である。
Wind Cave National Park
Mount Rushmore の次は同じ Black Hills というエリアにあるウインドケーブ国立公園へ行った。

Natural Entrance Tour
ウインドケーブ国立公園は,4月に訪れたマンモスケーブ国立公園と同様に洞窟がメインの国立公園である。洞窟に入るにはツアーに参加する必要があるので,昼過ぎのツアーを予約していたが,少し早く到着したためビジターセンターでおすすめしてもらったトレイルを歩いた。時間の都合で途中までしか歩けなかったが,広大な草原が広がる中の散策は心地よかった。

プレーリードッグの撮影に夢中になっていたらトレイルを歩く時間が減ってしまった

そしてビジターセンターからツアーに参加する。今回参加したのは Natural Entrance Tour というツアーで,ビジターセンターの地下にある洞窟を1kmほど歩いた。

洞窟内外の気圧差によって風が中から外へ,外から中へと吹き,その風速は過去最大で70mphにもなったそう。
この洞窟の最大の見どころは,網目のように張り巡らされた Boxwork と呼ばれる造形である。
そもそも昔はこの辺りは海であったため,石灰岩がメインの地質になっているそう。石灰岩は脆いので,その隙間に方解石脈と塩が入り込み,洞窟が出来る際に脆い石灰岩だけが崩壊することで,このような造形が出来上がったそう。世界中の洞窟に存在する Boxwork の95%はこの洞窟にあるのだとか。







エレベータで地上に戻る
1時間強の短いツアーではあったが,独特な造形が見られてとても面白かった。他とは全く異なる洞窟とあり,過去にいくつかの洞窟に行ったことのある私にとっても目新しさがあり楽しめた。正直,アメリカで洞窟に行くなら世界最長の洞窟であるマンモスケーブよりもこちらを勧めたい。
世界最長の洞窟であるマンモスケーブに対して,ウインドケーブはアメリカで3番目,世界では6番目の長さがある。その長さは168マイルに及び,毎年新たに3マイルずつ見つかっているそう。さらに驚きなのはその密度で,168マイルの長さのある洞窟がほぼ1平方マイルの範囲に密集しているのだとか。
ちなみに,アメリカで2番目に長い洞窟はここから1時間ほどの場所にある Jewel Cave である。こちらは国立公園ではなく National Monument であり,ウインドケーブの近くにあるにも関わらず全く異なる造形が見られるそう。
Trails
ツアーの後はトレイルを歩いた。地上は新緑に覆われた森の広がるマンモスケーブと異なり,こちらは洞窟の上には一面の広大な草原が広がる。洞窟の面白さではこちらが上だが,地上の面白さはマンモスケーブに軍配が上がる。ただし,草原の広がるこちらではプレーリードッグやバイソンが多く見られる。


ビジターセンター周辺は草原に覆われているが,国立公園の北部に行くと丘陵地になり,そこにある Rankin Ridge Nature Trail という1マイルのループトレイルを歩いた。





Rapid City
Rapid City に戻り,宿に行く前にマクドナルドに立ち寄った。Rapid City のマクドナルドには,なんとハンバーガーの銅像がある。2020年にアメリカのマクドナルドで売られているハンバーガーのひとつである The Quarter Pounder の発売50周年を記念して作られたものだそう。ハンバーガーを銅像にするとは,アメリカ人はハンバーガー大好きすぎだろ!


他店舗のよりも肉がジューシーな気がする
翌日は,大草原の中に荒々しい地形の現れるバッドランズ国立公園へ行ったが,その様子はまた次回。