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富士山の麓を旅する 日本最長片道きっぷの旅#21

     最も経路が長い片道きっぷで日本全国を巡る「日本最長片道きっぷの旅」。今回は、身延線や御殿場線といった富士山の麓を走る列車に乗り、富士山にゆかりある観光地を巡った、20日目の記録をお届けする。

    石和温泉▷甲府

     のんびり過ごした石和温泉の宿をチェックアウトし、この日は中央東線の列車からスタート。石和温泉駅から甲府駅まで乗車した。
     この区間(中央東線の八王子駅から甲府駅)では3本の列車に乗ったが、いずれも新型車両だった。せっかくなら違う車両にも乗りたかったので少々残念である。

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    温泉の街並みを望む宿からおはようございます
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    【144本目: 石和温泉-甲府】
    中央東線 427M
    E131系 モハE131-206

    甲府

     武田信玄の出迎える甲府駅で途中下車し、甲府城跡(舞鶴城公園)へ行った。
     武田信玄ゆかりの地である甲府だが、甲府城は武田氏滅亡後に豊臣秀吉の命により築城されたそう。築城当時から残る建物は無いが、石垣や天守台は残されており、その天守台からは甲府の街並みとその奥には富士山まで見渡せた。

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    甲府駅前には武田信玄公の像が佇む
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    舞鶴城公園(甲府城跡)
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    甲府城の天守台
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    天守台から西に本丸跡とその先に甲府駅前の方向を望む
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    南側には甲府の街並みと左奥には富士山まで望めた
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    甲府駅の線路とその先に武田神社の方向を望む北側
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    天守台の麓には復元された鉄門がある
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    内堀を渡り舞鶴城公園を離れる

     甲府城跡の横には小江戸甲府花小路という観光施設がある。昨年(2025年)4月にオープンしたばかりの場所で、古い街並みが再現されている。店舗は営業開始前だったが、甲府城下らしい雰囲気の中を散策できた。

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    小江戸甲府 花小路
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    古い街並みが再現され雰囲気がある

    甲府▷富士宮

     甲府駅からは身延線の列車に乗る。前日にいちどJR東海の区間を離れていたが、再びJR東海の区間である。身延線の特急列車である特急ふじかわ号に、富士宮駅まで乗車した。

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    【145本目: 甲府-富士宮】
    身延線 4004M 特急ふじかわ4号
    373系 クモハ373-12
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    身延線の特急列車である特急ふじかわ号に乗る
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    車窓からちょこんと頭を出す富士山が見えた
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    富士宮が近づくとより近くに富士山が見える筈だが、雲に覆われていて見えず残念。
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    富士宮駅で特急列車を降りる

    富士宮

     富士宮では、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつである富士山本宮浅間大社へ行った。富士山の麓をはじめ全国にある浅間神社の総本宮で、富士山を御神体とする、この地域の守り神のような神社である。境内には富士山の雪解け水が湧き出る湧玉池もあり、富士山を感じられる場所だ。
     そんな富士山本宮浅間大社の背景には立派な富士山が佇んでいる筈だが、曇予報だったにも関わらず晴れていて、蒸し暑い夏のような陽気だったのに、富士山は分厚い雲に隠れていて見えなかった。富士山本宮浅間大社には過去に何度か訪れているが(鉄道での訪問は初)、富士山が見えた記憶が無い。そろそろ富士山本宮浅間大社からの富士山を見せて欲しいものだ。

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    富士山本宮浅間大社の鳥居と富士山
    富士山は頭がちょこっとだけ見えた
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    楼門を通り拝殿へ
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    富士山本宮浅間大社の拝殿
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    富士山本宮浅間大社の横には富士山の雪解け水が湧き出る湧玉池がある

     参拝を終えたら、富士山本宮浅間大社の目の前のお宮横丁という場所にある、すぎ本というお店の富士宮やきそばを食べた。イカと桜えび、豚肉の入ったミックス焼きそばを食べたが、海鮮の味が効いていて美味しかった。
     同じ場所にあるぷくいちという店では富士山ジェラートなるものがあったので、デザートを兼ねてそちらも食べた。ベースはヨーグルト味、頂上はミルク味で美味しかった。

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    お宮横丁のすぎ本という店で食べた富士宮やきそば
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    お冷は富士山の地下水である
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    お宮横丁のぷくいちの富士山ジェラート

    富士宮▷沼津

     富士宮駅に戻り、身延線の普通列車に乗った。車窓には雲に隠された富士山の麓を見ながら進み、終点の富士駅で東海道本線の列車に乗り換える。東海道本線の列車には次の乗換駅である沼津駅まで乗車した。

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    【146本目: 富士宮-富士】
    身延線 3550G
    313系 クモハ313-3009
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    【147本目: 富士-沼津】
    東海道本線 450M
    313系 クモハ313-2507

    沼津

     沼津駅からバスに乗って沼津港へ行った。沼津特産の食べ物屋などが集う場所で、びゅうおという沼津港大型展望水門に行こうと思っていた。ところが、このエリアにある沼津港深海水族館に、昨年(2025年)12月に訪問した際には展示されていなかったメンダコが居るとの事で、そちらへ行くことにした。
     メンダコは撮影禁止だったので写真は無いが、思っていたよりもぺちゃんこで、目がでかくてぎょろっとしていた。

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    沼津港
    奥に見える大きな水門が沼津港大型展望水門びゅうお
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    沼津港深海水族館などの施設が集う港八十三番地
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    メンダコは撮影禁止だったので写真は無いが、この解説板の右下の写真と同じような感じだった。
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    チンアナゴ
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    ムツゴロウみたいでかわいいミナミトビハゼ
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    さかなクンの帽子みたいなミナミハコフグ
    ちっちゃくてかわいい

    沼津▷富士岡

     沼津駅からは御殿場線の列車に乗り、富士岡駅で途中下車した。

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    【148本目: 沼津-富士岡】
    御殿場線 2620M
    315系 クハ315-3038
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    対向列車ともすれ違いをした富士岡駅で途中下車

    富士岡

     富士岡では駒門風穴(こまかどかざあな)へ行った。約1万年前の富士山の噴火によってできた溶岩洞窟で、国の天然記念物にも指定されている。

     駒門風穴に向かう途中では、富士岡駅の線路跡だという富士見台を通った。ここは富士山の絶景ポイントだそう。う〜ん、、絶景…

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    富士見台から見る富士山
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    心が綺麗な人には立派な富士山が見えます(?)
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    富士山の絶景スポットだそう
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    その先で渡った川の岩は溶岩っぽいがどうなのだろうか

     駒門風穴の入口に到着し、洞窟内へ入っていく。よくある鍾乳洞などは石灰質で、岩肌が白かったり鍾乳石があったりするので、それとは違って黒い岩に囲まれているのが溶岩洞窟らしさを感じられて良い。溶岩が冷え固まるときに天井から垂れ下がってできた、鍾乳石のような形なのに色は黒い溶岩鍾乳石など、溶岩洞窟ならではの光景が見られたのも面白かった。

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    駒門風穴に到着
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    駒門風穴の入口
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    洞窟内から入口側を望む光景も美しい
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    洞窟内に入ってすぐの場所には橋が架かる
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    洞窟内を進んでいく
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    黒い岩に囲まれ溶岩洞窟らしさを感じる
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    途中で分岐があり、まずは本穴を進んでいく。
    本穴の奥の方は割と広くスペースがある
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    その先には肋骨状溶岩なる造形があった
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    分岐のもう一方である枝穴のほうは頭上注意どころかしゃがまないと進めなかった
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    枝穴では足元に波状紋という造形が見られる
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    確かに地面が波状になっている
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    その先では溶岩鍾乳石という造形が見られた
    確かに鍾乳石のような見た目だが黒色なのが面白い

     駒門風穴の内部は涼しかったので、洞窟内をまわり終えて外に戻ってきたら少し蒸し暑く感じた。

    富士岡▷石川町

     富士岡駅に戻り、御殿場線の列車に終点の国府津駅まで乗車した。なお、今回の旅で通るJR東海の区間はこれが最後である。

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    【149本目: 富士岡-国府津】
    御殿場線 2556G
    313系 クモハ313-3006
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    終点の国府津駅で下車しJR東海の区間に別れを告げる

     国府津駅からはこの日の朝以来のJR東日本の区間に入り、東海道本線の列車で大船駅へ向かった。大船駅で根岸線の列車に乗り換え、石川町駅で途中下車した。

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    【150本目: 国府津-大船】
    東海道本線 1896E
    E231系 モハE230-3557
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    【151本目: 大船-石川町】
    根岸線 1870C
    E233系 クハE233-1045

    石川町

     石川町では横浜中華街へ行った。10日目の神戸元町以来の中華街で、例により夕飯を兼ねた中華街の食べ歩きグルメを堪能した。

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    善隣門を通り横浜中華街へ
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    横浜中華街を進んだ先の反対側には東門がある
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    まずは横浜中華街らしい焼き小籠包
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    海鮮と豚肉の焼き小籠包を食べた
    焼き立てで熱かったがスープ入りで美味しい
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    台湾からあげの大鶏排
    でかいからあげが1枚かと思っていたら2枚出てきたのでもうお腹いっぱいである
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    最後にデザートとしてタピオカ杏仁ミルク

    石川町▷桜木町

     横浜中華街のグルメを満喫したら、最後に根岸線の列車で桜木町駅まで進んでこの日は終わりである。

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    【152本目: 石川町-桜木町】
    根岸線 1920B
    E233系 クハE233-1068

    20日目のまとめ

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    列車乗車本数: 9 本
    乗車営業キロ: 226.2 km
    費用: 7,583 円

    訪れた観光スポット

    • 舞鶴城公園

    • 小江戸甲府 花小路

    • 富士山本宮浅間大社

    • お宮横丁

    • 沼津港深海水族館

    • 富士見台

    • 駒門風穴

    • 横浜中華街


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    主に旅行記を投稿。いろいろなところへ旅行をしています。「日本最長片道きっぷの旅」実施中。総合旅行業務取扱管理者。

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