
忘れっぽい私でも、家がまわる。ADHD傾向の保育士ママが続けている段取りの工夫5選
「早く靴はいて!」
「プリント、どこにやったっけ…」
「集金、今日までだった!」
毎朝バタバタして、気づけば子どもに怒ってしまう。
そんな毎日に、疲れていませんか?
私は保育士として20年、今も現役で働いています。家では2人の娘の母です。
そして私には、ADHDの傾向があります(診断は受けていません)。
忘れ物は多いし、ギリギリにならないと焦らない。
そんな私が、仕事と子育てをなんとか回すために続けている工夫を、5つ紹介します。
どれも、特別な準備はいりません。スマホがあれば、今日からできます。
①家を出る時間は「30分前」に決める
いちばんバタバタするのは、やっぱり子どもたちと家を出る時間でした。
私は、特性なのか、ギリギリにならないと焦らないんです。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、気づけば出発の時間。そこから大慌て、の繰り返しでした。
そこで、時間の設定を30分前にすることにしました。
たとえば、8時に家を出なければいけないなら、7時30分には準備を終わらせる。
逆算して、30分の「猶予」をつくっておくんです。
この30分があると、
・忘れ物に気づいて、取りに戻れる
・子どもがグズっても、怒らずにすむ
ことが増えました。
イライラの原因は、子どもではなく「時間がないこと」だったのかもしれません。
※最初から30分が難しければ、10分前からでも大丈夫です。
②持ち物は、写真を撮って「スマホの待ち受け」に
学校や園の持ち物、カレンダーに書くだけでは、私は忘れてしまいます。
カレンダーを見ること自体を、忘れてしまうんです。
いちばん効果があったのは、スマホの待ち受けにすることでした。
明日や今週の持ち物が書いてあるプリントを、スマホで写真に撮る。
それを待ち受け画面にする。
スマホは1日に何度も見るので、いやでも目に入ります。
「絶対に目に入る場所」に置いておくのがポイントです。
参観日や習い事の大会など、少し先の予定は、家族で共有できるアプリで管理しています。
近い予定は待ち受け、先の予定はアプリ。使い分けると、ごちゃごちゃしません。
※用事が終わったら、待ち受けを元に戻すのも忘れずに。
③期限のあるプリントは、読んだ瞬間に「リマインダー」
提出物の期限が、ギリギリになってしまうこともありました。
これは子どもに迷惑をかけてしまうので、絶対に避けたいですよね。
なので、期限のあるプリントは、目を通したその瞬間にリマインダーに登録します。
こちらは写真ではなく、リマインダーです。
特に困るのが、集金です。
「配布日の1週間後から入金してください」という案内、ありませんか?
次の日からなら忘れないのですが、1週間後だと、私は忘れてしまう頭です。
だから、プリントを読んだその場で、入金できる日にリマインダーをセットします。
「あとで登録しよう」は、私の場合、ほぼ忘れます。
※通知の時間は、実際に動ける時間(朝の準備前や、帰宅後など)にしておくと、見落としにくくなります。
④平日の家事は「ついで」と「タイマー」で
平日の家事は、無理のないようにしています。
・朝に洗濯をする
・朝のうちに、夕飯の下ごしらえをしておく
・出勤している間に、タイマーでロボット掃除機を動かす
・帰宅して、自分がトイレを使ったタイミングでトイレ掃除
「掃除の時間」をわざわざつくらず、何かの「ついで」にやるのがコツです。
機械に任せられることは、任せてしまいます。
ロボット掃除機は、主人がすすめてくれたものです。そのときの話は、こちらに書いています。
・怒られてばかりの子だった私が、今の子どもたちに伝えたいこと。保育士20年、ADHD傾向のある私の話
https://note.com/unique_eider9354/n/n02e42ca73e8d
※全部やらなくて大丈夫です。できる日にできることだけ、で十分です。
⑤献立は、AIにざっくり相談
献立を週末にまとめて決める方法も、試したことがあります。
でも、続きませんでした…。
作り置きも、時間ができたときにやるくらいです。
それに、私は料理のレパートリーが全然ありません。
そこで今は、GeminiやChatGPTなどのAIを使っています。
まとめ買いした食材を伝えて、1週間のメニューをざっくり立ててもらうんです。
自分で一から考えなくていいので、頭がずいぶん楽になりました。
「ざっくり」でいいのがポイントです。予定どおりにいかない日があっても、気にしません。
※アレルギーのあるご家庭は、AIの答えをそのまま使わず、材料を必ず確認してくださいね。
まとめ
ADHD傾向ママの段取りの工夫は、
①家を出る時間は「30分前」に決める
②持ち物は、写真を撮って「スマホの待ち受け」に
③期限のあるプリントは、読んだ瞬間に「リマインダー」
④平日の家事は「ついで」と「タイマー」で
⑤献立は、AIにざっくり相談
私の場合は、スマホやAIを使うようになって、忘れ物がグンと減りました。
自分の頭だけでがんばらなくていい。
忘れてしまうなら、忘れても大丈夫なしくみを、先につくっておけばいいんです。
これは、保育の現場で子どもたちにしていることと同じです。
「終わり」と「次」を先に見せてあげると、子どもは切り替えやすくなります。大人の私も、同じでした。
▼子どもの切り替えの声かけは、こちらの記事に書いています。
・「まだやる!」が減る。ADHD傾向の保育士が教える、切り替えの声かけ3選
https://note.com/unique_eider9354/n/n0a9cd9a914a0
毎朝バタバタしてしまうのも、提出物を忘れてしまうのも、だらしないからではありません。
うまくいかない日があっても、親のせいではありません。
ひとつでも試してみて、「今朝はちょっと楽だった」という日があれば嬉しいです。
※私は医師ではありません。ここに書いたのは、保育士としての経験と、私自身の体験です。気になることがある場合は、園や専門の窓口、医療機関に相談してくださいね。
よかったら、フォローしてもらえると嬉しいです。次の記事が届きます。
私の自己紹介はこちらです。
・「困った子」は「困っている子」だった。保育士20年、ADHD傾向のある私の自己紹介