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DAZ on Blender|クロスシミュレーション(作品づくり編) - DAZ.Ble 実験室

    BlenderでDAZモデルのブラウスとスカートをクロスシミュレーションし、レンダリング画像と背景画像を合成した作品づくりを紹介します。

    ★ ShareCGサイトが閉鎖されたので、以降で用いているブラウスもダウンロードできなくなりました。当面は、備忘録として残します。

    手持ちのPCでは、DAZ StudioでdForce物理シミュレーションが使えなかったので、従来はクラウド仮想WindowsのPaperspace Core GPU+を時間レンタルしていましたが、課金されます。

    今回は、DAZ StudioからDAZ Importerでシミュレーション前のDAZシーンをBlenderにインポートし、一般的なスペックのPCでも物理シミュレーションが手軽に楽しめることを検証してみました。

    DAZ Studioで試作する

    BlenderにインポートするDAZモデルのシーンを、クラウド仮想WindowsのPaperspace Core GPU+を使い、DAZ Studioで試作します。

    クロスシミュレーションを、DAZ StudioでBlenderとの比較用に制作してみました。

    背景画像をダウンロード

    私の場合は、Pixabayから「ロイヤリティーフリー」の無料写真を「浜辺」で検索しダウンロードしました。

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    Pixabayで「浜辺」で検索

    右下の砂浜だと、裸足でOKなのでサンダルが不要になります。

    青空-海-海辺-散歩道-2148229

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    青空-海-海辺-散歩道-2148229 3369x2187pix JPG
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    青空-海-海辺-散歩道-2148229

    この背景画像に合わせて、DAZモデルの環境ライティングやカメラアングルの設定を行います。

    ライティングは、奥の建物の影から判断して、右上から海の方向にライティングし、カメラアングルは散歩道の模様を基準に設定します。

    DAZモデルをダウンロード

    インストールについては、以下の記事などを参考にしてください。

    このDAZモデルに着用しているコンテンツは、ShareCGでyomiuri(kaos)さんが無料ダウンロード提供してくださっているJKブレザー制服(前開きのブラウスとプリーツスカート [マテリアル - 赤] )と、DAZ Studio内からダウンロードできる dForce Starter Essentials に含まれている Bardot Sandal です。

    シーンの試作

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    DAZ Studioでクロスシミュレーション

    DAZ Studioでレンダリングしたクロスシミュレーション後のDAZモデル画像と背景を合成した試作品は以下です。ブラウスの右裾がスカートに衝突し、一部スカート生地が露出していますが、試作品なのでこのままにします。

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    DAZ Studioのクロスシミュレーション画像と背景を合成

    シーンをBlenderにエクスポートする

    ChromebookのWINE上で動かしているDAZ StudioはdForce物理シミュレーションができないので、シミュレーション前のモデルをDAZ ImporterでBlenderにエクスポートします。

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    DAZシーンをDAZ ImporterでBlenderにエクスポート

    背景画像に合わせて影ができるよう、環境ライティングの光源が右上にあるシーン(Ash-G8-Seaside-Pose-Smile-Side-Light)をエクスポートします。

    Blenderにインポートする

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    DAZシーンをDAZ ImporterでBlenderにインポート

    Chromebook - WINE上で動かしているBlenderでは、なぜか髪の位置と大きさがズレるので、修正しておきます。

    髪の位置と大きさを修正する

    ビューの切り替え

    ・メニュー

    左上のメニュー「ビュー > 視点」から「トップ」や「フロント」「レフト」などを選ぶとビューが切り替わり、方向の調整がしやすいです。

    ・テンキー / 横並び数字キー

    キーボードのテンキーにショートカットがアサインされていますが、ノートPCなどのテンキーが使えない機種の場合は、メニュー「編集 > プリファレンス…」から「入力 > キーボード」で「テンキーを模倣」にチェックを入れると、横並びの数字キーでテンキーの代用が可能です。

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    テンキーを横並びの数字キーで代用

    ・Chromebook専用キーボード

    私の場合は、ChromebookでBlenderをガチで使う時は、テンキー付きのChromebook専用Bluetoothワイヤレスキーボード(2年前にアマゾンで購入)を繋いで使っています。最近では、2.4GhzのUSBレシーバー方式もあるようですが・・・

    ビューの切り替え方法

    シーンをマウスクリックすると「Camera」が選ばれるので、テンキーでビューの切り替えができるようになります。「0」はその前に選んだビューとトグルで切り替わります。

    主に「1」「3」「7」とその「Ctrl+」および「0」を使いますが、「4 - 6」(左右回転)と「2 - 8」(上下回転)および「5」(透視 / 平行投影)も便利です。

    オブジェクトの操作に戻る時は、右パネルで対象のオブジェクト(今回は Toulouse Hair)を選択し直して操作します。

    4画面表示

    ビューの右上や左下にマウスカーソルを移動すると、カーソルが「十字」に変わるので、そのままドラッグすると、画面を縦横に分割できます。

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    ビューを縦横に4分割し髪の位置と大きさを修正-1
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    ビューを縦横に4分割し髪の位置と大きさを修正-2

    レンダリング(シミュレーション前)

    オリジナル

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    レンダリングシーン(オリジナル)-1
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    レンダリングシーン(オリジナル)-2
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    レンダリングシーン(オリジナル)-3

    修正

    ・スカートの不透明度(マテリアル - アルファ):ブラウスに合わせて 0.7 にしていましたが、Blenderのレンダリングでは透けて見えるので、0.9 に設定

    ・床に影を落とす:平面オブジェクトを追加し、シャドウキャッチャー(可視性)を設定

    ・レンダリングのルック(コントラスト):「High Contrast」(カラーマネジメント)に設定

    ・環境ライティング(HDRI):サーフェスの強さを、2.0 から 1.0 に変更(少し暗くして白飛びを防ぐ)

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    レンダリングシーン(修正後)-1
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    レンダリングシーン(修正後)-2

    クロスシミュレーション

    クロスシミュレーションの設定

    以下の記事などを参考に、クロスやコリジョンなどをスカートやブラウス、人体、トップス、ボトムスに設定します。

    スカートにはブラウスが衝突するので、クロスと同時にコリジョンも設定しています。ここで、シーンに名前を付けて保存しておきます。

    クロスシミュレーションを実行

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    クロスシミュレーション - 1

    スカートのウェスト部分のタックが、人体のウェストに対して少しサイズが大きいので、クロスシミュレーションでスカート全体が重力に従って腰まで落下し、だらしなく見えます。

    今回はアニメーションをしないので、このタック部分を固定しておきます。

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    スカートのタック部分を固定 - 1
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    スカートのタック部分を固定 - 2
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    クロスシミュレーション - 2

    ブラウスとスカートのクロスの「速度の乗数」を個別に調整し、シミュレーション後のフレームの位置を選び、全体の形を整えます。

    レンダリング

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    レンダリング - クロスシミュレーション - 1
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    レンダリング - クロスシミュレーション - 2

    DAZ StudioとBlenderを比較

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    クロスシミュレーション DAZ Studio vs Blender

    さすがに、人物専用3DCGアプリのDAZ Studioは、発色やコントラストが自然ですが、Blenderの方がリアルな感じがして、好みの分かれるところです。

    作品を仕上げる

    背景と合成する

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    Ash G8 Seaside 作品 - 1

    以下は、背景の元の解像度(3369x2187pix)を保って、人物画像と合成したものです(参考)。

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    Ash G8 Seaside 作品 - 3369x2187pix版(参考)

    背景の遠景をボカす

    私の場合は、Pixlr Expressの「フィルター > フォーカス」の「ソフトぼかし」で簡易的に調整してみました。

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    Pixlr Express フィルター フォーカス
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    Pixlr Express フィルター フォーカス ソフトぼかし
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    Ash G8 Seaside 作品 - 2

    人物の発色やコントラストの調整

    今回は簡易的に、エフェクトの「Sunny」で発色やコントラストを日中の太陽光下に近づけ、さらに「調整」で左上の「オート」をクリック。

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    エフェクトから「Sunny」を選択
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    「調整」で「オート」

    さらに Lightroomっぽく、スライダーで細かい調整が可能ですが、今回は省略します。

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    Ash G8 Seaside 作品 - 3
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    Ash G8 Seaside 作品 - 3 - トリミング

    私の場合は、写真サイトからダウンロードして使う背景写真は、基本的にレタッチせずそのまま使います。プロが撮ってレタッチ済みなので、下手に素人がいじると品質が劣化します。

    まとめ

    ChromebookのWINE上で動かしている、DAZ StudioとBlenderを組み合わせて、人物が着用しているブラウスやスカートのクロスシミュレーションを行って作品づくりに使えるかを検証してみました。

    高機能なアプリを使うプロの作品制作にはおよびませんが、趣味的に3DCGを楽しむには十分だとわかりました。

    次回は、風でブラウスやスカートをたなびかせる「ウィンド シミュレーション」にチャレンジしたいと思います。

    参考リンク


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