
資格試験は独学で合格できる⁉️自分に合った勉強法の選び方【独学•通信講座•スクール】
資格の勉強を始めようと思ったとき、
最初に迷うのが「どうやって勉強するか❓」という問題です。
「できるだけお金をかけずに独学で合格したい」
「独学で挫折するくらいなら、通信講座を利用した方がいい?」
「忙しい社会人には、どの勉強法が合っているのだろう?」
ネット上には「独学で十分」「講座を使わないと難しい」といったさまざまな意見があります🤔
結局、自分にはどの方法が合っているのか、判断に迷う人も多いのではないでしょうか?
私は、IT未経験の文系公務員として資格の勉強を始め、一年半で基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、情報処理安全確保支援士試験など5つのIT試験に挑戦してきましたが、市販のテキストや無料の学習サイトを活用した独学で合格してきました。
ただ、私が独学を選んできたのには、単に費用を抑えたかったからという理由だけではありません。
振り返ってみると、社会人になる前から自分で教材を選び、学習計画を立て、問題を解きながら理解を深める勉強法が自分に合っていたのです。
その経験から感じているのは、
「万人に共通する最強の勉強法はなく、自分に合った方法を選ぶことが大切」だということです。
今回は、独学・通信講座・スクールの違いを比較しながら、【自分に合う勉強法を見極めるための判断基準】を、私自身の経験も交えて紹介します。
これから勉強を始める、資格試験に興味がある人の参考になれば嬉しいです!
1.一目でわかる! 独学・通信講座・スクールの比較
まずは、それぞれの特徴を整理してみましょう。

大きく分けると、独学は「費用と自由度」、通信講座は「教材や学習計画の効率化」、通学は「対面指導や学習環境」に強みがあります。
ここで考えたいのは、単純にどれが安いか、どれが効率的かということだけではありません。
自分でできることと、誰かにサポートしてもらいたいことは何か?
これを考えることが、勉強法選びの出発点になります!

2.大学受験からIT資格まで。私が独学を選んできた理由
私が独学を選んできたのは、IT資格の勉強を始めてからではありません。
①振り返ると、大学受験の頃から、すでに自分なりの勉強スタイルがありました。
私は大学受験の際、予備校には通っておりませんでした。
高校生のときから自分で書店に足を運び、参考書や問題集を比較しながら、自分に必要だと思う教材を選んでいました。
そして、何をどの順番で勉強するか、どの教材にどれくらい時間をかけるかといった学習計画も、自分で考えていました。
もちろん、当時から完璧な計画を立てられていたわけではありません。それでも、自分で必要なものを見極め、試行錯誤しながら勉強を進めることに抵抗はありませんでした。
②集団授業を聞くより、自分で考えて問題を解く方が合っていた
もう一つ、自分の学習スタイルを考えるうえで特徴的なのが、「学び方の好み」です。
少し率直に言うと、
私は集団授業で講師の話を聞いているよりも、自分で考えて問題を解く方が性に合っていました。
説明を聞いて知識を得ることよりも、実際に問題を解き、間違えたところを確認し、理解し直す。その繰り返しの方が、知識を身につけやすかったのです。
これは、集団授業や講義が悪いという話ではありません。人によって、理解しやすい学び方が異なるということです。
講師の説明を聞くことで理解が深まる人もいれば、自分で手を動かし、試行錯誤することで理解が進む人もいます。
私の場合は、後者の傾向が強かったのだと思います。
③IT未経験からの資格勉強でも、基本的なスタイルは変わらなかった
その後、IT未経験から資格の勉強を始めたときも、基本的な考え方は変わりませんでした。
教材を選び、まずは全体像をつかみ、問題を解きながら理解を深める。分からないところは解説を確認し、必要に応じて調べ直す。
基本情報技術者試験から応用情報技術者試験、情報処理安全確保支援士試験へと挑戦する中でも、こうした学習スタイルを続けてきました。
この経験から、
私にとって独学は、単に費用を抑えるための手段ではなく、* 自分の得意な学び方を生かせる方法* だったと感じています。
ただし、これはあくまで私自身の経験です。
大学受験で独学が合っていたからといって、どんな資格でも独学が最適とは限りません⚠️
試験の難易度や求められる能力、利用できる教材などによって、適した勉強法は変わります💡
では、自分に合う勉強法は、どのように見極めればよいのでしょうか。

3.自分に合う勉強法を見極める3つの判断軸
軸①:教材選びや学習計画を自分で設計できるか?
独学では、勉強そのものだけでなく、何を使って、どの順番で学ぶかも自分で決める必要があります。
例えば、次のような違いがあります。
* 自分で教材を比較し、学習計画を立てることが苦にならない → 独学を検討
* 何を使って、どの順番で勉強すればよいか分からない → 通信講座を検討
* 自分で計画を立てるだけでは実行に移しにくい → スクールなども検討
ここで重要なのは、
自分で計画を立てられる能力があるかどうかだけではありません。
そもそも、
教材選びや計画づくりに時間をかけたいかどうかも関係します。
自分で考えることが得意な人でも、仕事や家庭で忙しく、学習設計に時間をかけられないのであれば、通信講座を利用するメリットはあります。
軸②:どのような学び方なら理解しやすく、継続できるか?
自分に合う勉強法を考えるうえでは、知識をどのように身につけると理解しやすいかも重要です。
例えば、次のような違いがあります。
* 参考書を読み、自分で問題を解きながら理解する方が得意
* 講義動画や音声で説明を聞く方が理解しやすい
* 講師に質問したり、他の受講生と学んだりする方が継続しやすい
もちろん、これらは完全に分かれるものではありません。
自分で問題を解くことが得意な人でも、初めて学ぶ分野では講義が役立つことがあります。
逆に、講義を利用する人でも、問題演習や復習は欠かせません。
大切なのは、自分が理解しやすい方法を把握し、それを中心に学習を組み立てることです。
軸③:予算と合格期限にどれだけ余裕があるか?
最後は、現実的な制約です。
独学は受講料を抑えやすい一方、教材選びや疑問の解決に時間がかかる場合があります🕐
通信講座は費用がかかりますが、学習範囲や順序が整理されているため、学習設計の負担を減らせる可能性があります💡
スクールは費用や通学時間が必要になるものの、対面指導や定期的な授業が役立つ場合があります。
特に、合格したい時期が決まっている場合は、費用だけでなく、学習に使える時間や必要なサポートも含めて考えることが重要です!
ただし、講座にお金をかければ必ず短期間で合格できるわけではありません。
自分の状況と、各サービスで得られるメリットを比較して判断すると良いと思います。

4.独学で合格してきた私が実践した5つの学習戦略
ここからは、私が実際の資格勉強で意識してきたことを紹介します。
独学を選ぶ人はもちろん、通信講座やスクールを利用する人にとっても、参考になる部分があると思います。
① 教材を絞り、まずは全体像をつかむ
基本情報技術者試験の勉強では、テキストを一通り読んだ後、問題演習へと進みました。
最初から細かい知識をすべて暗記しようとすると、なかなか先に進めません。
まず全体像をつかみ、その後の問題演習を通じて理解を深めていく方針です。
教材を何冊も買い集めるより、「まずは自分に合った教材を一つ選び、使い切る」ことを意識しました💡
② インプットだけでなく、早めに問題を解く
基本情報技術者試験では、テキストで基礎を学んだ後、無料の過去問学習サイトを活用して演習を進めました。
私の場合、テキストの学習に約1週間、その後の問題演習に約2週間を充てた時期もあります。
必要な学習時間は資格や個人の理解度によって異なりますが、参考書を読むことだけに時間を使うのではなく、早めに問題を解いて理解度を確認することは有効です💡
問題を解くことで、覚えているつもりだった知識や、理解できていない分野が明確になります。
③ 正解しても、間違えても、理由を確認する
情報処理安全確保支援士や応用情報技術者試験の勉強では、問題を解くだけでなく、正解・不正解の理由を確認することを意識しました。
間違えた問題について、答えだけを覚えても、少し違う形で出題されると対応できないことがあります。
なぜ間違えたのか、どの知識が不足していたのかを確認することで、次に似た問題が出たときの対応力を高められます。
独学では、講師が自分の弱点を指摘してくれるとは限りません。
その分、問題演習を通じて自分の弱点を把握することが大切です💡
④ 学習の進捗に応じて、勉強内容を変える
情報処理安全確保支援士や応用情報技術者試験では、基礎知識を身につける学習と、記述式の午後試験対策では、必要な勉強が異なります。
そのため、試験対策の段階に応じて学習の中心を変えながら、基礎知識の復習も継続しました。
最初に決めた計画を機械的に続けるのではなく、今の自分に何が必要かを考えて学習内容を調整することが重要です。
これは独学に限った話ではありません。通信講座やスクールを利用する場合でも、講義を受けるだけでなく、自分の理解度に合わせて復習や演習を行う必要があります。
⑤ 演習を重ね、問題の解き方を身につける
情報処理安全確保支援士や応用情報技術者試験の午後対策では、過去問を繰り返し解き、問題文から必要な情報を読み取り、設問に応じて答案を作る練習をしました。
最初からすべての問題を解ける必要はありません‼️
解けなかった問題を振り返り、次に似た問題が出たときに対応できるようにすることが大切です。
こうした反復学習は、知識の暗記だけでなく、問題の解き方そのものを身につけるためにも役立ちます。
これらが、私が実際の資格勉強で実践してきた方法です。
もちろん、すべての資格で同じ方法が通用するわけではありません⚠️
実技指導が必要な資格や、独学では教材を確保しにくい分野では、講座を利用する方がよい場合もあります。

5.最初から一つに決めなくてもいい! 勉強法を切り替える考え方
ここまで読んでも、まだ迷っている人もいるかもしれません。
そんなときは、最初から一つの方法に固定せず、学習の進捗に応じて勉強法を変えるという考え方もあります。
STEP 1:試験の特徴を調べる
試験範囲、合格基準、過去問や解説の充実度、実技や面接の有無などを確認します。
独学で対応できそうか、講座のサポートが必要そうかを考えましょう。
STEP 2:独学で進められそうなら、低コストで始める
市販のテキストと無料の学習コンテンツなどを活用して、学習を始めます。
教材を大量に購入する必要はありません。まずは一つの教材を使い、問題演習まで進めてみましょう。
STEP 3:一定期間ごとに、理解度と進捗を確認する
例えば、次の点を振り返ります。
* テキストの内容を理解できているか
* 問題演習で正答率が上がっているか
* 学習計画どおりに進んでいるか
* 分からないことを解決するために、時間を使いすぎていないか
STEP 4:必要に応じて、通信講座やスクールを検討する
理解が進まない、学習が計画から大幅に遅れている、質問の解決に時間がかかりすぎる場合は、通信講座やスクールを検討してもよいでしょう。
一方、最初から実技指導が必要な資格や、試験日が迫っている場合は、独学を試すことにこだわらず、初めから講座を利用する方法もあります。
大切なのは、独学を続けること自体を目的にしないことです。
勉強法は、合格やスキル習得という目的を達成するための手段です。
途中で勉強法を変えることは、失敗ではありません!
自分に必要なサポートを見極めながら、柔軟に選んでいきましょう。

まとめ|勉強法に正解はない。自分に合う方法を選ぼう
独学・通信講座・スクールには、それぞれ異なる強みがあります。
独学: 費用を抑え、自分で考えながら学習を進めたい人向け
通信講座: 教材選びや学習計画の負担を減らしたい人向け
スクール: 対面指導や定期的に学ぶ環境を必要とする人向け
私自身は、高校生の頃から教材選びや学習計画を自分で考え、問題演習を通じて理解を深める勉強法が合っていました。そのスタイルは、IT未経験から資格に挑戦する際にも生かせたと感じています。
ただし、独学が誰にとっても最善というわけではありません⚠️
自分で教材や学習計画を組み立てることが得意な人もいれば、講義や対面指導を活用することで力を発揮できる人もいます。
大切なのは、自分の得意な学び方、生活環境、予算、合格期限を踏まえ、必要に応じて勉強法を調整することです❗️
これから資格の勉強を始める方は、自分に合った方法を考えてみると良いかもしれません。
次回は、人によって相性が異なるものですが、少し視点を変えて、勉強習慣の朝型•夜型についてお話しします。
なお、今回の記事を読んで、私が実際にどのように勉強してきたのか具体的なことは、以下の記事もご覧いただければと思います。
📌python3エンジニア認定基礎試験
📌ディープラーニングG検定
📌基本情報技術者試験
📌応用情報技術者試験