
【第1話】退職後のお金、知らないと損をする? 私が制度を調べ始めた理由
まさか、入社1か月で辞めることになるとは……
もともと、親の介護をするために長く勤めていた会社を辞めたんです。
介護をしながら働けるところがいいなと思って、次は在宅勤務ができる会社に転職しました。
ところが、転職するときの健康診断で便潜血に引っかかってしまって。
詳しく調べてもらったら、大腸にポリープが大小30個見つかったんです。
新しい会社に入ったばかりだったので、これからどうしようかと思いました。
試用期間中の面談で今後のことを話し合ったところ、仕事を続けるのは難しいという話になり、治療に専念したほうがいいということに。
私も、まずは病気を治すことが先だと思っていたので、話し合ったうえで退職することになりました。
それにしても、入社してわずか1か月で辞めることになるなんて、思ってもいませんでした。
これから治療なのに、お金はどうしよう?
退職して治療を続けることになり、そこで気になったのがお金のこと。
大きな病気だし、これから治療にもお金がかかります。
すぐに次の仕事を始められるかどうかも分からない。
そうなると、やっぱり手元のお金はなるべく残しておきたいですよね。
ところが、会社を辞めると、健康保険や年金の手続きも自分でやらなければなりません。
今までは会社がやってくれていたことも、これからは自分で調べて、手続きして、支払っていくことになります。
病院にかかるためには健康保険も必要。でも、保険料が高くなったら、その分、手元のお金が減ってしまう。
治療費もかかるのに、出ていくお金ばかり増えていったら困ります。
正直なところ、なるべくお金は払いたくない!
これが、そのときの率直な気持ちでした。
知らないだけで損をするの?
失業保険についても、実はよく分かっていませんでした。
これまで何度か仕事を辞めたことはあったのですが、失業保険をもらったことがなかったんです。
そんなとき、SNSなどで目に入ってきたのが、退職後のお金や手続きについての情報でした。
「知らないと損をする」
「手続きによっては、支払いを減らせることもある」
そんな話を見ているうちに、もしかしたら自分にも使える制度があるんじゃないかと思うようになりました。
今までは、請求されたものはそのまま払うしかないと思っていました。
でも、何か方法があるのなら、知らないまま払ってしまうのはもったいない。
これから治療にもお金がかかるのだから、使える制度があるなら、きちんと調べておきたい。
そんな気持ちから、退職後の手続きについて調べ始めたんです。
実際に調べてみると、知らなかったことがいろいろありました。
健康保険や年金、失業保険。それぞれに手続きがあって、条件によっては負担を減らせる場合もあります。
次回からは、私が実際に調べたり、手続きしたりするなかで分かったことを、順番にお話ししていこうと思います。
同じように退職後のお金のことで困っている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
※制度の利用条件や金額は、退職理由や収入などによって異なります。ここでは、私自身の経験をもとにお伝えしていきます。
▶ 第5話|AIプロンプトを使い、自分専用の行動プランを作る(有料版を読む)
▶第2話|退職後のお金について、さらに調べてみた 第2話はこちら。
▶ 第3話|ハローワークで教えてもらった制度と、診断書を取るまでの話
▶ 第4話|国民健康保険料の請求で初めて知ったこと