
今年のGWは日本市場が閉じる期間が短い! (*'▽')
株式市場が落ち着きを取り戻しつつあるこの頃
今年のゴールデンウィークは、日本市場の休場期間は例年ほど長くありません。
株式市場が徐々に落ち着きを取り戻しつつあるなか、今年は土日に祝日が飲み込まれたため、飛び石連休をつなぐには例年に比べて多くの年休を取得する必要があり、休暇計画が立てにくい年となりました。
例年、このゴールデンウィーク期間は日本市場だけが休場となるため、その前後に海外投資家から売り圧力がかかることが多かったのですが、今年は長期連休ではないため、通常の週末と同じ市場対応になると考えられます。
ゴールデンウィーク中に米中協議が前進すると、市場にとって追い風になるでしょう。

4月初旬に発表された米国の関税政策の影響は、日を追うごとに市場が織り込みを進め、市場全体の落ち着きを促しています。現在も協議は続いていますが、互いに関税をエスカレートさせる段階は終わり、各国の経済状況を踏まえた「持久戦局面」に入ったようです。
世界は大きく動いている
持久戦では自国内に生産拠点を多数抱えている中国が有利でしょう。アメリカは資源はあるものの、生産拠点が国外に散在している状況のため中国以外での生産国とも協力関係を築く必要があります。
残念ながらアメリカ第一主義の政策では中国以外の国々にも喧嘩を売ってしまっている状況となりますので、各国からの素直な協力を取り付けづらい状況にあるかと思います。
日本は♠カード
日本は国内に多数の米軍基地を抱え、日米地位協定(※)を通じて米国との安全保障関係を深めています。アメリカの実質的な支配下にあることは、先のトランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談を見れば日本の政治家も自覚できると思いますので、日本はアメリカを裏切ることはありません。
■改めて読んでおきたい「日米地位協定」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/pdfs/fulltext.pdf
日本は「黄金の国ジパング」です。豊かな経済力と資産を有しています。日本というカードが米中交渉でどのような使われ方をするのかは知る由もありませんが、♠カードの一枚として平和的な利用が望まれます。
[蛇足ではありますが]
やっぱり日本は♠の"ジャック(貴族の衣装を纏った騎士)"と呼ばれるんですかねぇ…言の葉的に綺麗ではありませんが… (-。-)y-゜゜゜
投資主体別売買動向の定点観測

さて、週末となりましたので、市場全体の動向を振り返ってみましょう。
「投資主体別売買動向」は、日本取引所グループが発表するデータで、日本株市場の売買動向を把握する際に役立つ重要な指標です。
海外投資家:主に外国の機関投資家やヘッジファンド
個人投資家:現金取引と信用取引に分かれる
投資信託・信託銀行:年金や企業年金の運用を担当
証券自己:証券会社による自己売買の動向
4月第3週では、日経平均が+3.41%の大幅な上昇となりました。注目すべきは「証券自己」の売り姿勢が続ている中で日経平均が上昇した点です。今までの傾向とは違い「証券自己」ではなく「海外」投資家の買いで上昇した週であるのですが、取引金額としては薄い中で3%超えの上昇を導いたということは「閑散に売りなし」という相場格言が当てはまった週だったのかもしれません。
来週に向けての展望
先々週から米国債10年金利、原油価格、金価格の3点の動きを注目しています。
■米国債10年 利回り
4月11日(金) 4.49%
4月18日(金) 4.32%
4月25日(金) 4.24% (利回り低下)
■原油価格
4月11日(金) $61.5
4月18日(金) $64.68
4月25日(金) $63.02 (価格下落)
■金価格
4月11日(金) $3255.4
4月18日(金) $3341.3
4月25日(金) $3298.4 (価格下落)
米国債利回りの低下と、原油・金価格の下落は、市場の落ち着きを示唆します。
まだアメリカの関税政策は取り下げられておらず90日の猶予期間での交渉が行われている最中でありますので、引き続き市場の動向を注視しつつ、ゴールデンウィーク期間中も冷静に対応していきたいと思います。(*'▽')