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🌸ASD(自閉スペクトラム症)って何?わざとに見える行動の感じ方と伝え方の違い | ASD | 大人のASD | 自閉症スペクトラム | 自閉スペクトラム症 | 自閉症 | アスペルガー | 発達特性 |

    こんにちは、春乃ひかりです。

    今日は基本解説シリーズです!
    ADHDに続いてASD(自閉スペクトラム症)の話ですが、

    その前にお伝えしておきたい事があります!

    息子2人はASDとADHDどちらも持っています(診断済)が、
    次男がどうしても探し物や片付けが苦手で、


    私「これってADHDの部分だなぁ。」

    と思いながら、かかりつけの医師に詳細を伝えて相談してみると

    医師「それはASDの方ですね。」

    と言われた事があります。

    発達障害の診断を行えるのは、医師のみです。
    診断には専門的な知識と慎重な見極めが必要で、
    見た目の印象や、一度の行動だけで判断できるものではありません。
    「この行動があるから自閉症だな」「この子はADHDだ。」と決めず、
    必ず医師の診断に基づいてくださいね。

    ADHDの解説はこちらです。

    それでは改めてASD(自閉スペクトラム症)の解説です。

    「名前を呼んでも返事をしない」
    「いつもと違う道になると、ひどく嫌がる」

    そんな姿を見ると、
    「話を聞いていないのかな」
    「わがままなのかな」

    と戸惑うことがあります。

    一方で、好きなものについては驚くほど細かく覚えている。
    静かな場所では、安心した表情を見せる。
    目の前にいる同じ子なのに、場面によって姿が大きく違うこともあります。

    今回は、自閉症の基本を、海外の公的資料を手がかりに整理します。
    行動の名前を付けるより先に、その子には何が起きているのかを考えてみたいと思います。

    1. ASDってどんな特性?

    ASD(Autism Spectrum Disorder)は自閉スペクトラム症の略称で、脳の発達や働き方の違いに関わる神経発達症の一つです。
    (神経発達症について詳しくは明日の記事で紹介しますね!)
    神経発達症とは、注意、学び方、コミュニケーションなどに関わる発達の特性を指す言葉です。

    米国疾病対策センター(CDC)は、ASDの主な特徴として、

    ・対人関係
    ・コミュニケーションでの難しさ
    ・限られた興味や繰り返す行動

    を挙げています。
    ただし、

    ・感じ方
    ・話し方
    ・必要な支え

    は人によって大きく違います。
    スペクトラムは、違いが連続的で、ひとくくりにできないことを示す言葉です。

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    たくさん話す子も、言葉以外で気持ちを伝える子もいます。
    困る場面が少ない子も、日々の生活で多くの支えを必要とする子もいます。診断名だけで、その子の性格やできることまで決まるわけではありません。

    2. 会話にすれ違いが起きるのはなぜ

    人とのやり取りは、言葉の意味だけで成り立っていません。
    相手の表情、声の調子、話す順番、その場に暗黙のうちに期待されていることも読み取っています。

    例えば、「あとでね」と言われた子どもが、「何分後?」と何度も聞く場面。周囲にはしつこく見えても、「あとで」がいつなのか分からず、予定をつかめないのかもしれません。

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    返事が遅いときも、耳に届いていないとは限りません。
    言われたことを理解し、今の活動から注意を移し、返答するまでに時間が必要な場合があります。
    もちろん、聞こえ方や体調など、別の理由が関わることもあります。

    海外の公的資料では、ASDに関連する特徴として、
    会話の行き来や身ぶりの使い方に違いが見られることを説明しています。

    「目が合わないから気持ちがない」
    「言葉が少ないから理解していない」

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    と、外から見える姿だけで内側を決めることはできないのです。

    3. こだわりや感覚の違いはどう見えるのでしょう

    いつもの道、同じ順番、好きな話題。
    周囲からは「こだわりが強い」と見えることがあります。
    でも、その順番が見通しを支え、落ち着く手がかりになっている子もいるでしょう。

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    突然の変更で泣いたとき、「思いどおりにならないから怒った」とは限りません。
    次に何が起こるか分からず、負担が一度に増えた可能性があります。

    また、音、光、服の肌触りなどの受け止め方も人によって違います。
    教室のざわめきが強く感じられるなら、話を聞くことに加えて、その刺激の中に居続けることにも力を使っているかもしれません。

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    世界保健機関(WHO)も、ASDには活動の切り替えの難しさや、感覚への通常とは異なる反応が見られることがあると説明しています。

    好きなものへの深い関心も、その子の暮らしの大切な一部です。
    困りごとだけでなく、何に心が向き、どんな場面で安心できるかも、その子を知る手がかりになります。

    4. 診断名より先に目の前の子を見たい

    一つの行動だけでASDかどうかは判断できません。
    CDCは、血液検査のような単独の医学的検査では診断できず、
    発達の経過や行動を総合して評価すると説明しています。

    「似た特徴がある」と気づいたときにも、診断名を急いで当てはめるより、生活のどこで困っているのかを丁寧に見ることが大切だと思います。
    知ることは、子どもを一つの型にはめるためではありません。

    今日の小さな一歩は、気になる行動を見たとき、
    一度だけ

    「この子には今、何が負担になっているのかな」

    と問いかけることです。
    答えがすぐ分からなくても、その問いから見方が少し変わるかもしれません。

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    日々の違いを見つめる保護者も、迷ってよいのだと思います。
    お子さんには、好きなことへの関心や、その子なりの工夫があります。
    苦手な場面も、興味を持って過ごす姿も、どちらもその子の一部です。

    みなさんのお子さんが、好きなことに夢中になっている、
    または困りごとはどんな時ですか?
    よかったら、コメントで教えてくださいね🌸

    春乃ひかりでした。

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