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【学校教育】中高生の英語力が過去最高を記録したと発表しているが…【英語教育実施状況調査/文部科学省】


    2025年度について、政府がめざす英語力の水準に達していた中学3年生の割合は全体の54.6%(24年度比2.2ポイント増)、高校3年生は52.4%(同0.8ポイント増)だったことが、文部科学省の調査でわかった。


    というニュースを読みました。

    ーー

    今回取り上げたニュースは、私だけでなく、中学生・高校生に関わっている教育関係者の多くが違和感を感じたと思います。

    それは、他の多くのニュースでは、

    日本の中高生の英語力は世界と比較して低い

    という内容が多く発表されており、そして、

    現在中高生に英語を教えている教師・講師であればこのような結論には達しなく・明らかに現場の意識とは大きく乖離している

    ので、久しぶりにネガティブな意見で書こうと思いました。

    そういったものが苦手な方は、ここで離脱して頂ければと思います。





    よろしいでしょうか。



    まず、今回の

    中高生の英語力過去最高という根拠は何か

    と調べてみますと、

    文部科学省が行っている、英語教育実施状況調査が根拠になっています。

    そしてこの英語教育実施状況調査というのは、

    各自治体が「自地域で英語教育の実施内容や、その結果としての生徒の英語力」についてアンケート形式で集めているもの

    です。

    つまり、

    英検〇級を実際に取得した人数が増加した
    TOEIC / TOEFL の点数が上がった

    といった客観的なものではない

    ということです。

    ですのでハッキリ言うと、

    今の中学校・高校で日本で進めている英語の授業内容・形式は間違っていない!ということを言いたいがための発表内容

    と言えます。

    私は、福島県や他道県の学校から発信されている多くの学校の施策について目にしていますが、

    各中学校・高校個別で見ると、英語の魅力的な取り組みを行っている学校があり、そして英語力アップに成功している学校は間違いなく存在していると考えて良いですし、そのことは、大変良いと思います。

    しかし、日本全国・広範囲で見ると、以前記事にしたように、

    学生に対する現在の英語教育システムについて、明らかに不具合が発生している現状ですから、こういった言い訳のようなことをせず、今までの施策の客観的な評価を行い・マイナーチェンジを繰り返さなくてはいけません。


    ー

    こういったアンケート形式というのは、空気を読むというか忖度が色濃く表れることが多いです。

    ですので、(教育業界だけではありませんが、)

    アンケートによると、〇〇ということが分かる。
    アンケートによると、〇〇が人気だ!

    というニュースについては、アンケートは意識的に回答を歪めることが出来ますので、

    ただ単にその業界が世間に対して何かをアピール・そう思わせたい

    ための行動であることが多いので、そういったニュースについては

    内容を疑う・信頼度を低くして読み込む

    そして、

    ニュースを鵜吞みにせず、自身の考えを持つ

    必要があります。

    こういったことは、社会の公民で学ぶことであり・多くの方が理解していることですので、ニュースの信頼性・発信元の信頼性を低下させないためにも、世論の操作は大なり小なり行ってはいけないです。



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