
自分を責め続けた私が、自分を許せるようになるまで〜熊本地震支援記事〜
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まずは、どうぞ最後まで読んでいってください。
私は、子どもの頃から
両親に褒められた記憶がありません。
叱られてばかりでした。
「何もできない」
「全然ダメ」
学年で1番になっても、
賞を取っても、
塾で1番でも、
「バカ」と言われて育ちました。
だから、極端に自分に自信が持てなかった。
手先が不器用だったから、
人が当たり前にできることができなくて、
周りを驚かせることがありました。
勉強やスポーツはできていたから余計に、
ここぞとばかり、
周りの男の子たちにバカにされました。
やっぱり私はバカなんだ、と思いました。
中学生の頃は、
2年間ほど登校していない時期がありました。
その頃に学べなかったことが、
後の劣等感に繋がりました。
大学受験には成功しましたが、
それは自分の実力ではなく、
運と恩師のお陰だと思っていました。
有名私立大学に進んでも、
優秀な周りと自分を比べて、
また劣等感を感じていました。
就職してからは、仕事が早い、
ミスがない、と評価されました。
でも、皆そんなものだと思っていました。
東京の大手で働くと、
東大や慶應卒の優秀な同僚がいました。
頭の回転が速い。
英語も上手く話せる。
また自信がなくなる。
それでも、数字にはセンスがあったので、
日商簿記1級を1度で合格して、
なんとか自信を保っていました。
頑張ることでしか、
自分に価値を感じられませんでした。
ところが、メンタル疾患になりました。

脳疲労で、
あんなに好きだった読書ができなくなりました。
仕事で初めてミスをしました。
完璧主義の私には、自分が許せませんでした。
「あんな簡単なミスをして。
私はポンコツになったんだ。」
本が読めなくなったのも、
勉強できなくなったのも、
全部自分がバカで怠け者だからだと、
自分を責め続けました。
会社に迷惑をかけると思って退職する。
仕事が続かなくて短期離職する。
働かないと生きていけないから就活する。
採用されると、
期待に応えられるだろうかと
胸がドキドキして、夜も眠れない。
初めてパニック発作を起こしました。
胸が締めつけられて、
死ぬかもしれないと思いました。
ずっと、そんな自分自身を責めていました。
それでも頑張り続けました。
バカな私は努力するしかないと思っていたから。
そんなことを繰り返すうちに、
希死念慮が出て、
自分でコントロールできなくなりました。
自分を騙し騙し、生きていました。
そんな時、
精神科医の樺沢紫苑先生に出会いました。
先生はシンプルなことを言っていました。
生活習慣を整えること。
まずはそれだけ。
でも、私にはそれが腑に落ちました。
私は生活習慣を整えることに
全力を尽くしました。
朝早く起きてひと駅歩く。
朝食にバナナとヨーグルト。
週に何回かジムで運動する。
睡眠時間を増やす。
寝る前に3行ポジティブ日記を書く。
生きるために、必死でやりました。
少しずつ、体調が回復してきました。
でも、寛解したと思って責任ある立場になると、
またぶり返しました。
次は、自分の認知のクセを
見直さないといけないと思いました。
日記を書いて、自分の認知を知ろうとしました。
気づいたことがありました。
自分を責め続けてきたのは、
自信がなかったから。
周りを優先して、
自分を後回しにしてきたから。
そして、
「頑張る私にこそ価値がある」と
思っていたから。
だから、決めました。

自分を大切にする。
もう、自分をフルボッコにしない。
今、私は命に感謝しています。
精一杯、寿命まで生きると決めています。
あの頃の私に言いたいことがあります。
頑張れて当たり前じゃない。
頑張れない自分を、責めなくていい。
あなたは十分に、頑張ってきた。
もし今、自分を責め続けている方がいたら、
あなたが弱いのではありません。
心が疲れ切っていると、自分を責める
ことしかできなくなることがあります。
どうか、自分をフルボッコにしないでください。
あなたには、
あなたを大切にする権利があります。
私は今でも、失敗することがあります。
できないこともあります。
でも、そんな自分を以前のように
責めることはなくなりました。
「今日はこれでいい」
「よく頑張ったね」
少しずつ、自分にそんな言葉を
かけられるようになりました。
自分を責めることをやめる。
それは、何でも自分を許して
甘やかすことではありません。
自分も、一人の大切な人として扱うことでした。