
山頂でコーヒーを飲む。荷物を増やしすぎない楽しみ方|本格装備じゃなくていい
山頂で飲むコーヒー。
一度やってみたい。
低山ハイクについて書いているうちに、
そんなことを思うようになりました。
歩く。
少し疲れる。
景色のいい場所まで行く。
バックパックを下ろす。
そして、
コーヒーを飲む。
たぶん、それだけでうまい。
でも、
いざやろうとすると気になります。
ミル。
ドリッパー。
ケトル。
バーナー。
ガス缶。
マグ。
豆。
水。
全部持っていくの?
……重い。
今回は、
山頂でコーヒーを楽しみたい。でも荷物は増やしたくない。
そんな人向けに考えてみます。
結論から言えば、
最初から山の上で本格ハンドドリップをする必要はありません。

山頂コーヒーは「淹れること」が目的じゃなくてもいい
コーヒーの記事を書いていると、
どうしても、
豆を挽く。
お湯を沸かす。
ハンドドリップする。
という方向へ行きます。
もちろん、それも楽しい。
でも、
山頂でコーヒーを飲む目的は、
コーヒー技術を披露することではありません。
景色を見る。
少し休む。
温かいものを飲む。
「ああ、来てよかったな」
と思う。
僕なら、
まずはそれで十分です。
だから、
いきなり山頂にコーヒー器具一式を持っていかなくてもいい。
一番簡単なのは「家から持っていく」
実はこれが一番楽です。
家でコーヒーを淹れる。
保温ボトルに入れる。
山へ持っていく。
終わり。
山頂では、
フタを開けて飲むだけです。
地味です。
コーヒー趣味っぽさも少ない。
でも、
圧倒的に楽。
バーナーもいらない。
ケトルもいらない。
ドリッパーもいらない。
水もコーヒー用に追加しなくていい。
初心者の低山ハイクなら、
まずこれでも十分だと思います。
普段の通勤や外出でも使えるものなら、
山専用に買う必要もありません。
それでも山で淹れてみたくなる
ただ、
コーヒーを趣味にし始めると、
やっぱり一度はやりたくなります。
外で淹れる。
お湯を沸かす。
コーヒーを落とす。
湯気を見る。
景色を見る。
これは、
家で保温ボトルに入れてくるのとは、
また違う楽しさがあります。
なので、
次は少しだけ装備を増やしてみます。

初めてなら「ドリップバッグ」が強い
個人的には、
山頂コーヒーの最初の一歩なら、
ドリップバッグがかなり優秀
だと思います。
マグにセットする。
お湯を注ぐ。
終わり。
ミルはいらない。
ドリッパーもいらない。
フィルターも別で持たなくていい。
使い終わったら、
ゴミを持ち帰るだけ。
普段のハンドドリップより、
かなり荷物を減らせます。
「豆を挽くところからやらないと趣味じゃない」
なんてことはありません。
山まで歩いてきています。
十分です。
もう少しやりたくなったら、粉を持っていく
ドリップバッグの次は、
家で挽いたコーヒー粉を持っていく。
これもいい。
家で、
一杯分だけ豆を挽く。
小さな袋やケースに入れる。
山では、
ドリッパーとフィルターを使う。
これなら、
ミルを持っていかなくても、
普段使っている豆を楽しめます。
荷物もそれほど増えません。
個人的には、
山頂で豆を挽く前に、この段階を挟んでいい
と思います。
折りたたみドリッパーは、必要になってから
アウトドア用品を見ると、
コンパクトなドリッパーがあります。
薄く畳めるもの。
シリコン製。
金属製。
かなり格好いい。
ただ、
これも最初から必要ではありません。
普段使っている軽いドリッパーが持っていけるなら、
それでもいい。
何度か山へ持っていって、
「やっぱり邪魔だな」
と思ったら、
コンパクトなものを考える。
また同じです。
困ってから買う。
この順番でいい。

ミルを山頂まで持っていく必要はある?
これは、
完全に趣味です。
必要かと言われれば、
必要ありません。
家で挽いていけばいい。
でも、
山の上で、
豆を入れて。
ゴリゴリ挽いて。
ゆっくりコーヒーを淹れる。
たぶん楽しい。
なので、
何度か山頂コーヒーをやって、
「もう少し遊びたい」
と思ったら持っていく。
最初からではなく、
2段階目、3段階目の楽しみ
くらいでいいと思います。
お湯をどうするか問題
山頂でコーヒーを淹れるなら、
一番大きいのはここです。
お湯。
選択肢は大きく2つ。
家から持っていく
保温ボトルに熱湯を入れて持っていく。
簡単。
火を使わない。
装備が少ない。
山で沸かす
バーナー。
ガス。
クッカーやケトル。
が必要になります。
アウトドア感は一気に増します。
ただし、
荷物も増える。
そして、
場所によっては火気使用にルールがあります。
必ず現地のルールを確認する。
これは大前提です。
初回なら、
僕はお湯を持っていく方から始めます。
山で火を使うなら、「できる」より「使っていいか」
ここは重要です。
山だから、
どこでもバーナーを使っていい。
というわけではありません。
火気禁止の場所もあります。
自然環境。
乾燥状況。
施設ルール。
さまざまです。
だから、
「バーナーを持っているから使う」
ではなく、
その場所で使ってよいかを事前に確認する。
使えないなら、
保温ボトル。
それでいい。
趣味なので、
無理に本格的にする必要はありません。

マグも家にあるものでいい
キャンプ。
登山。
コーヒー。
ここまで来ると、
チタンマグが欲しくなります。
軽い。
丈夫。
格好いい。
分かります。
でも、
これも最初から必要ではありません。
家にある軽いマグ。
キャンプで使っているマグ。
それを持っていけばいい。
ただ、
何度も山へ行くようになって、
「少しでも軽くしたい」
と思い始めたら、
チタンなどを検討する価値はあります。
道具を軽くする意味が、
使って初めて分かる。
そこから買う方が面白い。
山頂コーヒーの3段階
整理すると、
こんな感じで十分だと思います。
LEVEL 1
家で淹れて持っていく
一番簡単。
まずはこれ。
LEVEL 2
お湯+ドリップバッグを持っていく
山頂で淹れる楽しさも味わえる。
荷物も少ない。
LEVEL 3
豆・ミル・ドリッパー・バーナーまで持っていく
完全に趣味。
ここまで来たら、
好きに沼へ行けばいい。
大事なのは、
いきなりLEVEL 3から始めなくていい
ということです。
おにぎりとコーヒーでもいい
山頂で、
おしゃれなアウトドア料理。
憧れます。
でも、
おにぎりでいい。
コンビニのパンでもいい。
チョコでもいい。
そこに、
温かいコーヒーが一杯。
それだけで、
かなり満足できそうです。
山頂へ来た時点で、
すでに十分イベントです。
食事まで無理にイベント化しなくていい。

荷物が少ない方が、また行きやすい
低山ハイクを始める時に、
装備を増やしすぎると、
準備が大変になります。
前日に、
あれを用意して。
これを詰めて。
忘れ物を確認して。
帰宅したら全部洗う。
これが続くと、
「今日はやめておこう」
となる。
だから、
最初は簡単な方がいい。
バックパック。
水。
軽食。
最低限の装備。
そして、
コーヒー。
「また行こう」と思える軽さ
も大事だと思います。
コーヒーが目的地になる
面白いのは、
山頂コーヒーをやろうと思うと、
山へ行く理由が一つ増えることです。
「運動しなきゃ」
ではなく、
「あそこでコーヒー飲んでみたい」
になる。
これは、
かなりいい。
コーヒーを始めたから、
キャンプへ持っていく。
低山ハイクを始めたから、
山頂へ持っていく。
一つの趣味から、
次の休日が生まれる。
WORKKITの「大人の休日」でやりたかったのは、
こういうつながりです。
最初は、水筒に入れていけばいい
結局、
ここに戻ります。
山頂でコーヒー。
難しく考えなくていい。
前日に豆を選ぶ。
朝、家で淹れる。
保温ボトルに入れる。
山へ行く。
山頂で飲む。
まずはこれでいい。
そして、
「次は山で淹れてみたい」
と思ったら、
ドリップバッグ。
さらに、
「豆も挽きたい」
となったら、
ミル。
少しずつ増やす。
最初から完成形を目指さない。
コーヒーでも。
キャンプでも。
低山ハイクでも。
このくらいが、
たぶん一番楽しい。
低山ハイクをこれから始める方へ
まずはこちらから。
休日に何する?初めての低山ハイクという選択肢|いきなり登山じゃなくていい
https://note.com/warkkit/n/na93b1a08a41a
必要な装備はこちら。
初めての低山ハイク。本当に必要なもの|最初から全部揃えなくていい
https://note.com/warkkit/n/nd59766152399
コーヒーから始めたい方へ
コーヒーを趣味にする。最初から全部揃えなくていい
https://note.com/warkkit/n/n85a4c1f248c3
初めてのハンドドリップ。本当に必要な道具だけ5つ|最初から全部いらない
https://note.com/warkkit/n/n51ba50d1e5e1
キャンプで飲みたい方はこちら。
キャンプの朝に飲むコーヒーがうまい。外で淹れるために必要なもの
https://note.com/warkkit/n/necc857dedec8
次は、山を下りてから
山頂まで歩く。
コーヒーを飲む。
景色を見る。
下山する。
その後、
もう一つやりたいことがあります。
温泉です。
歩いた後に温泉へ入って、
ご飯を食べて帰る。
これで休日はかなり完成します。
次回は、
「低山ハイクの帰りに温泉へ。山を下りてからが大人の休日」
を考えます。
物を買う記事ではありません。
でも、
こういう記事が「大人の休日」の世界観を作っていくと思っています。