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🟡企画作品|ネタバレ最終回

    はじめに

    第1話で離脱したドラマやアニメの、最終回だけ気になることってありますよね。ありますか? 私は特にありません(ないんか!)

    切った時点でサヨナラ。でも、3話以降神話化するものもあったりして、界隈が騒がしくなると、まあそれなりに気になったりはします(するんか!)

    まあでも、それはあくまであれよ? 多くの才能と資金を湯水のように使って大ヒットを狙いながら賛否が分かれるような問題作、あるいは図らずも特定の層にだけ深く刺さってしまったカルト的人気作のお話。私のはそういうんじゃありません(違うんか!)

    何はともあれ、第1話で離脱した皆さん、帰ってらっしゃい! 最終話をダイジェストでお伝えしますよ! しかも、すべて無理やり下ネタで回収! 何で? それは「ナニのはなし」だからです。

    #ナニのはなしですか
    #最終話だけ書いてみた


    シェアハウス殺人事件

    第1話はこちら

    最終話 エピローグ

     駆け出しAV俳優の飯野ラオウ(C氏)とイベント会社勤務のフリーター財前芙由美(B氏)は泣きながら抱き合っていた。

     鰐渕刑事は手に「白い巨根」を持っている。

    「立派ですね」と配属されたばかりの刑事、百合子巡査が言った。百合子は吉高由里子似の後輩女子だ。

    「こらこら、ウットリするんじゃない」
    「すみません」
    「しかしこんなものを扇風機に取り付けるなんて、人間の欲望というのは実に計り知れない」
    「そうですね。気持ち良いのかしら」
    「百合子君も、こういうのを?」
    「わたしはウーマナイザーを」
    「そうか」
    「はい」
    「吸うタイプ?」
    「吸うタイプです」
    「そうか」
    「はい」

     鰐渕が曖昧に頷き、百合子も頷きながら笑った。そしてまた犯罪捜査課のベルが鳴る。

    「鰐渕さん、事件です!」

    (おわり)
    次の公開は9月29日(24時間後)です。


    通夜

    第1話はこちら

    最終話 夜明け

     死者のいない通夜が明けた。私は全裸のまま霊柩車の棺で目覚め、棺蓋を蹴飛ばさなければ這い出すことが出来なかった。

     服はどこだろう、私の?

     全裸のまま、裸足で、私は服を探して彷徨い歩いた。誰もいないホール。見知らぬ誰かの通夜。

    「あんた服はどうなさったのかね」

     ひとりの老婆が私に訊ねた。それから私の、脱毛してツルツルの陰部を見つめた。視線をゆっくり上げて私の顔を眺め、またツルツルの陰部を見た。

    「あんた毛はどうなさったのかね」

     斎場を切り裂くような悲鳴が聞こえた。中年女性が腰を抜かした。男と子どもが群がってきた。

     ああ、最悪だ。今日は会社を休もう。とにかくもう死んだように眠りたい。そうしよう。誰かが通報したのだろう。警察が来た。

     男が私に上着を着せてくれた。

    「犯罪捜査課の鰐渕です。お話を聞かせて頂けますか?」

    (おわり)
    次の公開は9月30日(24時間後)です。


    茜色の空に浮かぶ砂糖菓子のように

    第1話はこちら

    最終話 教訓

     素足でアキトくんの顔を踏んだ。

    「ああ、茜っち、最高だよ!」

     こっちは少しも最高じゃないよ。くすぐったいのと、気持ち悪いのと、半分半分。

     でも仕方ない。

    「柔らかくて、少しゴリゴリして、おまけに臭い」

     えー酷い!

    「うるさい、バカ!」
    「うっ! あ、ありがとう、茜っち、もっと、強く踏んでくれても良いからね?」

     わーん。

     足の指と指の間をアキトくんの舌が這い回ってる。足を丸呑みしようとしてる。

     死神のおじさん、これが交換条件だなんて酷すぎるよー

    (おわり)
    次の公開は10月1日(24時間後)です。


    マタタビの夜

    第1話はこちら

    最終話 ユリーカ

     エーゲ海に面した丘陵地帯に猫葡萄の群生地がある。近くには美しい小川が流れ、夏ともなれば村の若い娘が水浴びに来るような、ひっそりとした、まるで神話のような場所だ。

     猫葡萄はネコおよびヒトネコに深刻な健康被害をもたらす有害物質「酒石酸」を含まない。だからこの場所は、彼女にとって楽園のようであったに違いない。

     この地を訪れた旅行者は、しばしば老いた雌のヒトネコを見かけたという。

     そのヒトネコは、誰にすり寄るでもなく、ただひとり、満たされたようにも退屈そうにも見える気怠げな様子で、朝夕の散歩を楽しみ、時折り興味本位で近付いて来る男には、くるりと向きを変え、お尻の穴の匂いを嗅がせるのだった。

     それが伝説のユリーカではないかと噂されることもあった。だが真相は分からない。今となってはもう、その存在すら夢のようである。

    (おわり)
    次の公開は10月2日(24時間後)です。


    裏ギルドがあなたの記憶を異世界に売ったそうです

    第1話はこちら

    最終話 その後の世界

     新任のギルドマスターは執務室で大きなため息を吐いた。彼、アーネスト・ホーストはメチャクチャにこんがらがった世界の理を、すなわち世界線の混乱を、丹念に、丹念に解かなければならなかった。

     もとより、彼にそのような能力があるわけではない。それは神の領域だ。彼にできるのは、せいぜい、人の流れを整理して、無数に開いた時空の穴を丹念に閉じていくことだ。

     必要なのは商流、つまり商人と、自由な交通を保証する冒険者たち、そしてときには、盗賊どもだ。

     そう、例えばあの女盗賊。

     全てを成し遂げ、全ての愛を手に入れ元の世界に戻っていった。キリコを連れ戻さねばならない。彼女が密かに連れて逃げた、ミニミニ触手モンスターとともに。

    (おわり)


    🟡1603文字


    おわりに(裏エッセイ解決編)

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