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きざしデザインを第二創業する。

    きざしデザイン第二創業 Vol.1|第二創業宣言

    きざしデザインを第二創業する。

    2016年に個人事業主として独立し、2020年に法人化した、きざしデザイン合同会社。

    今年で事業を始めて10年になる。

    これまで事業開発や事業再生、経営支援、人材採用など、人と事業の可能性に向き合う仕事をしてきた。

    そして今、改めて自分自身のWillと、きざしデザインの存在意義を問い直している。

    事業ドメインを変えるわけではない。

    事業ドメインは変えず、存在意義と目指す未来を、より明確にする。

    それが、今回の第二創業だ。

    これまでの歩み。

    社会人としてのキャリアは、第一生命から始まった。

    その後、リクルート、ソフトバンク、ベンチャー企業2社を経て、2016年に独立した。

    振り返れば、一貫して取り組んできたのは、人と事業の変革だったように思う。

    人材ビジネスでは、人と組織が動く理由、動かない理由を学んだ。

    事業開発や既存事業の立て直しでは、事業の勝ち筋を描き直す経験を重ねた。

    ベンチャー企業では、事業も組織も、時に壊してはつくり直すことを繰り返した。

    もちろん、うまくいったことばかりではない。

    思うように成果が出なかったことも、何度もある。

    ただ、そうした経験を通じて、一つの確信が生まれた。

    どれほど優れた戦略でも、人が動かなければ未来は変わらない。

    一方で、人の意欲だけでも事業は成長しない。

    戦略と人・組織を切り離さず、一体として考える必要がある。

    経営変革、事業開発・再生、人材・組織開発。

    それぞれの領域には、自分より優秀な専門家がたくさんいる。

    それでも、これらの領域を横断し、シームレスに伴走できることには、自分なりの価値があると思っている。

    そして、何より大切にしてきたのが、人の認知と行動の変化だ。

    人を基軸に戦略を描き、組織とともに実行する。

    それが、これまで培ってきた自分自身の仕事のスタイルだ。

    第二創業を決めた理由。

    ここ数年は、サーチファンドの創業者として、新たな挑戦に取り組んできた。

    事業承継を通じて企業の未来をつくるという挑戦は、これまでの経験を見つめ直す、大きな機会になった。

    そして、2026年3月にその活動から退いた。

    そこから約半年。

    改めて、これからの人生をどう生きたいのか。

    自分は何を実現したいのか。

    きざしデザインは、何のために存在するのか。

    そんな問いに向き合ってきた。

    仕事を続けていくことだけが目的ではない。

    売上や事業規模を大きくすることだけでもない。

    自分が本当に実現したい未来に向けて、残された時間と経験をどう使うのか。

    考え続けた末に、改めて明確になったことがある。

    人と事業の可能性を解放したい。

    人には、まだ発揮されていない可能性がある。

    事業にも、まだ気づかれていない価値がある。

    その可能性を見いだし、挑戦する機会をつくり、現実の価値へと変えていく。

    これからも、そんな仕事をしていきたい。

    未来の臨場感をデザインする。

    人が変わるとき、何が起きているのだろう。

    私は、認知の変化が大きな起点になると考えている。

    過去の経験や現在の制約だけで未来を考えると、選択肢はどうしても限られてしまう。

    しかし、実現したい未来をリアルに感じられるようになると、ものの見方が変わり始める。

    認知が変わり、意思決定が変わり、行動が変わっていく。

    そして、その行動が未来を変える。

    私たちは、これを「未来の臨場感形成」と捉えている。

    未来の臨場感をデザインし、人と事業の可能性を解放する。

    これが、第二創業にあたり定めた、きざしデザインのMissionだ。

    戦略を描くことも、人材を紹介することも、経営者に伴走することも、そのための手段である。

    大切なのは、何をするかというHowよりも、何を実現したいかというWhyだ。

    これからの3つの挑戦。

    第二創業では、これまでの経験と強みを生かし、3つの挑戦に取り組む。

    1. 経営者のチェンジエージェント

    経営者の変革に伴走する。

    経営者が実現したい未来をともに描き、認知や意思決定の変化を支援する。

    そして、経営戦略から事業開発、人材・組織開発まで、必要な領域を横断して実行に関わる。

    助言だけで終わらない、ハンズオン型の経営支援だ。

    2. 次世代経営者の輩出

    経営者としての可能性を持つ人を発掘し、挑戦する機会につなぐ。

    そのための手段が、人材紹介とコーチングだ。

    経営者になることを、限られた人だけの選択肢にしたくない。

    人の可能性を見いだし、本人が自ら未来を選び、経営に挑戦できる機会をつくっていきたい。

    3. 事業承継支援

    日本各地には、長い時間をかけて培われた技術や文化、素晴らしい事業が数多くある。

    そうした価値を、次世代へつないでいきたい。

    承継そのものを目的とするのではなく、受け継がれてきた価値を磨き、事業の成長までハンズオンで支援する。

    そして、Mission・Visionを実現するための一つの手段として、自ら事業を承継し、経営を担うことも選択肢にしている。

    この3つは、独立した取り組みではない。

    経営者が変わることで事業が変わり、新たな経営者が生まれ、価値ある事業が次世代へつながっていく。

    そんな循環をつくっていきたい。

    豊かな日本を、次世代へ。

    もう一つ、これから大切にしたいことがある。

    それは、日本が誇る価値を次世代へつなぐことだ。

    日本の工芸や食、地域のものづくりには、効率や生産性だけでは測れない魅力がある。

    手間をかけ、時間をかけ、こだわり抜くことで生まれる価値。

    そして、その背景にある歴史やつくり手の思いに触れることで、商品の見え方が変わることがある。

    私は、そうした体験価値にも大きな可能性を感じている。

    工芸や食の魅力を、商品としてだけでなく、体験として届ける。

    産業観光を含むツーリズムも、そのための重要な手段になる。

    価値を知り、体験し、共感することで、顧客との関係が深まり、ブランドへの愛着が育っていく。

    優れた文化や技術を守るだけではなく、新しい価値へと進化させていきたい。

    そして、その挑戦を担う人たちの可能性も解放していきたい。

    一人ひとりが自分の可能性を発揮し、新しい価値や挑戦が生まれ続ける。

    そんな豊かな日本を、次世代へつないでいきたい。

    可能性に、きざしを。

    きざしデザインという名前には、変化の兆しを見いだし、その可能性を形にしていきたいという思いがある。

    第二創業は、まったく新しい会社をつくることではない。

    これまで積み重ねてきた経験や価値観を、これから実現したい未来へとつなぎ直すことだ。

    そして、今度はその未来に向かって、自分自身も挑戦し続ける。

    きざしデザインが目指す未来も、そこへ至る道のりも、まだ完成しているわけではない。

    だからこそ、面白い。

    可能性に、きざしを。

    ここから、きざしデザインの第二創業を始める。

    次回は、その根底にある「未来から、今を生きる」という経営哲学について書いてみたい。


     
     
    日々の経験を活かして、思い込み=呪いを解く、認知の書き換えを通して、個人、事業のきざし創出と伴走、キャリア支援を行っています。日々の活動を通じた気づきをメモとして置いてます。ルーティンでほぼ毎日縄跳びを跳んでます。

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