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【設定集】ポテル

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     世界は皇帝によって統一済みで、それぞれの国は私たちで言う○○州や○○県みたいなものです。
     元旧・世界のゴミ箱でしたが、領主による革命の成功によってヒーロー化社会となり、男性はよほどのことがない限りはヒーローになるために軍事力が最強格になりました。

    ヒーロー社会の国「ポテル」

    【どんな国?】
     命をかけて守られる人々を救うヒーローがいる国。
     ヒーローは彼らを守るが、ヒーローは仲間以外誰からも守られない。ヒーローを守ってしまったら自分がヒーローになるからだ。そうすると守ってもらえなくなってしまう。
     ヒーローたちにはランダムな能力が与えられ、それを使って人々を守る。
     もっとも強いヒーローは現領主であり、このヒーロー社会を作り出した。

    【ヒーロー(守るべき人々、頼られる人)とは】
     自分を犠牲にしてでも守られる人々を助ける使命を持つ。
     基本的に男性がなるもので、男性の中でも適性があると選ばれた人にしかできない。とはいえ、よほど重度な障害などを持っていない限りは早かれ遅かれ選ばれる。選ばれると、領主が持つ選別用の自動書記できる本に名前と能力を書かれる。年に一度のペースで一週間をかけて選ばれる。
     元は能力を持たない、守られるべき人々からヴィランへと堕ちた人々を"やっつける"ために誕生したが、今は元ヒーローのヴィランと対峙することの方が目立つ。
     ヒーローには失敗が許されず、もしも守れなかったら守られるべき人々から強く非難されたり、ヒーローの資格を剥奪されたり、最悪国を追い出されてしまう。そんな彼らが辿る未来は、脅威の力を持った怪物として処刑されるか、国を維持するための英雄として迎え入れられるか……。
     ヒーローに選ばれたら、各地に支校があるヒーローを育てる機関へと送られる。国営の学校であり、「サティメリー学園」と呼ばれる。ここを無事に卒業できれば、立派なヒーローとして老体になるまで社会を守る役目に従事する。
     命をかけて犠牲になることも厭わない以上、死は最大の名誉という考え方がある。
     ヒーローにはランク分けがされており、仕事をこなせるほどにランクが高くなる。ランクが高いほどに地位や名声、金銭が積まれることになるため、トップを目指す人々が多い。

    【守られるべき人々(頼る人)とは】
     一方的に守られることで、ヒーローにはできない平和の営みを守る使命を持つ。
     女性の割合が高く、引退したヒーローなども含めている。
     稀に守られるべき人々側からヒーローとして選ばれることもあるが、大抵の場合は守られたい気持ちが強すぎてヴィランへ堕ちてしまい、誰かの元につくことで守られようとする。

    【ヴィラン(守られなかった人々、頼れなかった人)とは】
     誰にも頼れなかった、誰からも守られなかった元ヒーローのなりそこない。使命に逆らい、神にも君主にも己をも裏切ったクズども。
     与えられた能力を悪用し、それぞれの目的に使用する。共通していることは、能力が存在しなかった前時代に戻ることであり、集団になって人々の鍵と錠前を奪い取っている事例も発覚している。
     ヒーローは言わば自分がなりきれなかった姿であり、ヒーローに対して劣等感や嫉妬を抱いている者がほとんど。

    【能力とは】
     火を操る能力、空を飛ぶ能力、怪力を持つ能力などシンプルなものから、なんでも咀嚼して飲み込む能力、絵に描いたものが現実化する能力など複雑なものまである。代を重ねるごとに複雑化する傾向がある。ランダムで能力は授けられる。
     能力は正攻法では譲渡できないものであり、その人の一生涯を共にする。
     能力には成長があり、使えば使うほど、鍛えれば鍛えていくほどに効果が強まっていく。しかし、初めから完成されている能力もあるため、一概には言えない。
     領主が犠牲者の世代と呼ばれる、"鍵落としの蜜蜂"の鍵や錠前をかき集め、反乱を起こして国に革命をもたらした。おかげで能力を持つ人々が後世に生まれ、国に蔓延っていた腐敗や堕落はなくなったように見えた。
     すでに得た能力は書き換えられない限りは不動だが、新しい能力の獲得など仕組みの維持には定期的な更新が必要であり、数世代ごとに犠牲者が生まれている。何も持たざる者となった彼らは守られるべき人々に含まれ、何も持たずに能力者のいる世界に生きるからこそよりヒーローへの完璧に守れという願いを強めるのだ。
     ヒーローの能力を一人二人の鍵や錠前で封じることはできない。大量の鍵と錠前による天の仕組みからできているからだ。

    【能力の譲渡】
     正攻法では譲渡できないものの、本の情報を書き換えれば譲渡可能となる。
     本の情報を書き換えるにはいくつか手段があるが、能力を問わないものだと公文書などの名前を交換させるというものである。
     ヴィランはこの手法を活かして、守られるべき人々からヴィランへと転落した人を招いている。
     ちなみに、同じ能力を生きている者同士で持つことはなく、本の改竄による能力のコピーは不可能。新しい能力を作り出す(書き込む)ことも不可能で、できるのは交換と取り消しのみ。
     書いて能力を作れないのは、能力を新たに作る行為が本来は鍵を必要とするため。領主はその自動的な天の仕組みを作っただけで、人に能力を与えるような力を手に入れたわけではない故、本に書き込んだところで無効化される。本はあくまで副産物にすぎない。


    関係者:
    シルイユ・・・出身者。

    アビリヤ・・・出身者。

    ネリネ・・・出身者。

    セリティス・・・新領主。

    ノォノス・・・住民。

    *このインクがあなたの心に滲んだのなら、"スキ"のひとしずくをこぼしてください。その広がりの手がかりが、ポテル民の感情を揺れ動かすでしょう。

     
     
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