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銘柄選びの基礎③:パフォーマンスとバリュエーション(続き)

     こんにちは😊

     銘柄選定シリーズの第3回です。
     今回も、企業の経営指標・ファンダメンタルズを評価して銘柄選定をしていく方法の続きとテクニカル面(需給)のパフォーマンスから銘柄選定する方法を説明していきます。

     前回は主に経営指標から銘柄選定する方法を解説しました。凍結中もXのDMが使えることをお知らせしたところ、何人かのフォロワーさんからDMをいただきましたが、興味深いご指摘があったので紹介します。
     ご指摘は「五月さんこと片山晃さんの大量保有している銘柄を前回紹介した手法でチェックしてみるとかなり合致している」という気付きに関するものです。五月さんは「マルチプルの拡大」を株価上昇の原動力と考えられていて、どのような視点で分析をされているかは著書や動画などで紹介されています。
     このあとPERが大きくなりそうな銘柄という視点で(アクティビストとしてではなくて)大量保有されているとすれば、ライジングバリューを探すおじさんと同じような視点で分析をされている可能性はありますね。分析の深さは全く違うのでしょうけど😆
     例として、第一工業製薬(4461)の指標をいくつか載せておきます(2025秋に五月さんの大量保有報告が出ています)。
     こういう視点で銘柄を分析してみるのも面白いですよね😉

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    複合指標

     さて、前回の続きです。
     前回まで見てきた指標を組み合わせた指標で評価する方法があります。例えば、よく知られたMIX係数は、PBRとPERをかけ合わせて、概ね15以下(おじさんは12以下を目安としています)だと割安でお買い得と判断する手法です。

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     こういった指標を複合指標と呼んだりしますが、おじさんオリジナルのDPUP、REVEのような指標も複合指標です。
     おじさんの銘柄選定では、DPUP、Fスコア、REVE、VAAS、FCEEという複合指標を使っています。もちろんこれらも時系列で見ます。
     DPUPはPBRの代わりにネットキャッシュ比率(NCR)を使うキヨタツさんに影響されて作った指標ですが、これが思った以上に優秀。詳しくは記事を読んでみてください。四半期に一度、おすそ分けしているスクリーニング結果「破壊力のある割安株」シリーズはこの指標を使ったスクリーニングです。
     Fスコアは、正式名をピオトロスキーFスコア(Piotroski F-Score)といって、企業のファンダの健全性を9つの項目で採点して0〜9点でスコアリングする手法です。ジョセフ・ピオトロスキーが2000年に発表した、財務体質の良い銘柄をふるいにかけるための複合指標で、おじさんは6点以上を目安にします。こちらは以前のXのポストでも紹介しましたが、株価パフォーマンスとの相関が非常に強いことがデータで裏付けられている指標ですし、判定が簡単なこともあって初心者にはおすすめです!😍
    (FスコアはTradingViewのデフォルトインジケータにあります。)

     REVE・VAAS・FCEEは、中長期の爆発株を狙う指標でAIを使って作成したおじさんのオリジナル指標です。REVEは公開していますが、VAASとFCEEは未だ非公開です(そのうち限定記事で公開しますね)。REVEとVAASが優秀なので、最近はかなり重視してこればかり使っています。REVEはステップ状に上昇してしきい値を超えるかどうか、VAASは数値の大きさで判断しますが、両者が同時に良いスコアになると株価上昇がかなり高確率になることが判ってきました。現在のオプテックスのスコアは低下しているものの、購入したタイミング(チャートの矢印)時点では非常に良好です。

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     MIX係数は、長期のバリュー銘柄を好んでいた以前はよく使っていたのですが、最近はチェックをするだけで重要指標としては使わなくなりました。PERが高くなりつつある銘柄の「将来の成長性」という大事な要素を切り捨ててしまうリスクがあることと、それから投資スタイルが長期保有からポジショントレードに変わってきたことが影響しています。

     東証の全銘柄のMIX係数は下図のとおりで(2026.8現在)、MIX係数が低い銘柄は時価総額が500億円以下の小型株に集中していることがわかります。中小型の割安株を探して長期保有するというバリュー戦略では絞り込みに有用な指標ですが、特に小型株は玉石混交ですし流動性の課題もありますから、この大群からダイヤモンドを掘り当てるにはMIX係数だけで選別するのは厳しいですね。

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    MIX係数

     ちなみに、前回出てきたPERとEPS成長率(直近12ヶ月)のプロットはこんな風になります。どちらも現在値ですので12ヶ月前のPERと成長率の結果を較べたものではない点に注意してください。利益が伸びて株価が出遅れるとPERが下がりますからPERが低い方が利益成長率は高い傾向が出ていますけど、マイナス成長も多くて、やはりこの大群からダイヤモンドを掘り当てるための別の手法が必要になりそうですね。

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     前回記事からサンプルとして紹介しているオプテックス(6914)については、おじさんが購入したポイント(チャートの青矢印)を見てください(前回記事のチャートも見てください)。資産価値・事業価値・経営の上手さの指標が非常に良いタイミングだったのは前回確認しました。さらに、DPUPもFスコアもREVEも(VAASもFCEE)もすべてが良い数値になっているタイミングです。こういった背景もあってタイミングはフジコを使って確信買いをしたのですが、このパターンで買う銘柄(見つけるのが大変ですけど)は順調に株価が上がる確率が非常に高いので、多用しているというわけです、ハイ🤩

    とっておき銘柄はいらない

     ここまでのファンダ指標による絞り込みで「上昇が期待できてすぐに下落しづらい銘柄」の確率を高めていくプロセスがご理解いただけたと思います。

     これくらい丁寧にやっていくと誰もが同じような銘柄に行きついてしまいます。実はそんなものなんですよ。3700人の生徒の中から生徒会役員に選ばれる人、リレーの選手に選ばれる人、美人コンテストに出場する人、誰が考えても同じようなメンバーになるわけです。
     では、他の人と同じ銘柄を選ぶのはよくないことなのでしょうか? そんなことは全くありません。あなただけのとっておき銘柄を見つけても株価は上がりません。たくさんの人が気付いて、たくさんの人が欲しがるから株価が上がるんです。だから面倒くさがらずにお勉強をして、丁寧に絞り込みをやって「他の人より早く」探し出すんです。あとで出てくる「現在の市場の見方と自分の見方のズレを狙う戦略」です。これ、非常に大切なことですけど、「他の人とは違う秘密の銘柄を見つけたい」って勘違いして銘柄を探している人がたくさんいますよ。

     知識を学んで、丁寧に分析をやって、銘柄選定をしている人がそれほどいないことも事実ですから、自分流のやり方を確立して「他の人より早く」探し出すことはさほど難しくなかったりもします。残酷なことを言ってしまうと、勉強した人が勉強していない人からお金をむしり取るのが投資市場ってやつでして、儲かる人がいれば必ず損をしている人がいるわけです。

    ※ これは次のステップなのですが、株価を動かしている大口投資家(特に海外投資家)はファンダ分析を厳格に行っていることが多いので、「他の人=他の個人投資家」ではなく、「他の人=大口投資家」を意識することがベターだと思います。

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    バリューとグロース

     ここまでファンダの分析を説明してきましたが、バリューやグロースという選定分類にはなっていないことが気になる人もいるかもしれません。
     バリュー株(割安銘柄)とグロース株(成長銘柄)は古くから株投資スタイルを分ける分類として有名です。株投資の教科書にも数多く解説されていますね。
     「バリュー株」というのは一般的には割安な銘柄を指しています。割安というのは、例えばPBRが1倍未満、PERが10倍以下、配当利回りが高い、といった指標で語られることが多いです。理論的には「株価が本来の企業価値(資産や収益力)に比べて安い状態」を狙う投資手法で、グレアム爺さんやバフェット爺さんの初期の投資手法です。資産価値を重視して「皆が気付いていない不人気株を安く買う」という戦略が有名です😊
     「グロース株」というのは、業績が右肩上がりで成長し続けると期待される銘柄です。売上高・利益の成長率が高い、成長市場にいる、配当より設備投資・研究開発を優先して再投資でさらなる成長を目指す、といった企業が該当していて、こういった銘柄は利益水準に対して株価が割高(高PER)になっています。グロース株は「将来の成長が株価に織り込まれる」という期待で買われています。

     ところがです。インターネットで情報が溢れる社会になった今、情報の非対称性(人によって情報量と入手速度の差があり過ぎる状態)はとっくに消えていますから、一部の人だけがバリュー株を発掘できるという従来の古典的なバリュー投資手法はもう存在しないというのはまぎれの無い現実です🥹 グロース株も同じで、「誰でも分かる情報」に基づくものは市場に織り込まれてしまう時代になっていますから「成長株=テーマ株を見つけてPERの高い企業を買う」だけでは勝てなくなっています😢
     バリュー株もグロース株も「市場の見方と自分の見方のズレを狙う戦略」が大切な時代になっていて、利益成長の持続性・ビジネスモデルの強さ・競争優位性といった「情報の分析」がますます重要になっていると思います。
     おじさんはこういう時代背景をふまえてバリューもグロースも関係なく、ライジングバリュー(上昇期待割安銘柄:すぐ上昇しそうな割安株を探す)投資を目指しています。ファンダ・テクニカル・サイコロジカルにこだわることなく、使えるものは全部使う「全部派」の思考で「統計データを重視するクオンツ投資」の手法が圧倒的に強いと考えています(Statistical data-driven Quantitative Investing:SQI)。今回のシリーズはこの手法に準じていると思ってください。詳しくは別の記事に書いてありますので興味があれば読んでみてください。

    銘柄選定とテクニカル

     長々とファンダメンタルズについて解説してきましたが、おじさんは「全部派」ですから、ここからはテクニカルのお話です。

     銘柄選定ではテクニカルの要素も大切です。ズバリ一言で言えば「長期で株価が上昇傾向になっている/なりそうな銘柄」を選ぶことです。
     日本経済がガタつくような政治経済の動きがない限り、大小にかかわらず成長企業は成長を続けます。「大企業は中小企業に比べて成長が止まっている」というようなことを言う人がいますが、まったくそんなことはありませんし、このような言説を鵜呑みにすると銘柄選定に失敗します。大企業の方が資金力がありますから、設備投資やM&Aのような視点では、規模の大きさが圧倒的な力になります。半導体業界を見てわかるように、グローバルエコノミーでは過去に比べてスケールメリットがモノを言う時代になっています。

     では具体的にどうやって判断するかというと、おじさんの方法はけっこうシンプルです。

     ① 株価チャートを週足で、対数表示にします。
     ② 月足RSIも表示しておきましょう。

     そして10年くらいのチャートを見て「ここ数年で株価は上下しているけど総合的に右肩上がりが続いている銘柄」を選びます(「右肩上がりになりそうな銘柄」も対象ですが、判別が難しいので初心者は避けましょう)。これだけです。5年以上にわたって右肩上がりが続いている銘柄はそう簡単に失速しませんから、ポジトレでは美味しい銘柄です。日足で見ると変動が大きくても、長期の対数軸で見て右肩上がりであれば多少の変動は気にせず保有しておけばいいんです。オプテックスはこんな感じ。かなり微妙ですがかろうじて右肩上がりです🥹笑

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     おじさんの保有銘柄で、昨秋に買増した信越化学(4063)の例がわかりやすいです。昨秋、買いどきがキター!ってことで、まだ凍結する前のXでポストしていたのでご存知の方もいるかも。初心者の方はこういうわかりやすい銘柄を探すのがよいですね。

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     週足対数チャートで見ると、きれいな右肩上がりのチャートですね(オプテックスは微妙だけど・・・)。対数チャートでお勉強したように、これは「一定の株価成長率で株価が伸びている」ことを意味しています。
     こういう銘柄を選ぶと、多少の株価変動は気になりません。なぜなら長期的には株価が上がり続ける可能性が高いからです(可能性ですよ。絶対に上がり続けるとは言えません)🥸
     週足MA(26wMABと52wMAB)をよく見て、長期的に右肩上がりになっている銘柄を選ぶとまず長期的な含み損は出ませんし、安定したポジトレができます(タイミングは長期MAの押し目と月足RSIの波の底から上がっていくポイントで買うという作戦がよいです)。信越化学の場合、昨秋頃に長期の押し目ができて長期MAやRSIが上昇に転じるタイミングが来ました(月足RSIについては以前解説しています)。
     直近の日足チャート(下図)だけを見ていると、株価の上下に一喜一憂してしまって、こういう銘柄選定ができません。

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     それから、銘柄選定におけるテクニカルな要素に、需給の変動というものがあります。
     株式市場は需要(買いたい)と供給(売りたい)のバランスで成り立っています。よく言われる信用倍率による需給判断は「銘柄選定」というよりは「エントリータイミングを計る手法」なので、銘柄選定で使う需給指標とはちょっと違います。ここではボラティリティ(以前お勉強しましたね)を長期で見る手法を紹介します。

    • 需給が逼迫するとボラティリティが上昇する
       買いたい人が多くて売りたい人が極端に少ない状態(好材料や買占め)になると株価は急騰します。反対に、売りたい人が殺到して買い手不足になれば暴落します。このように需給の偏りが大きくなるほど、価格変動幅(ボラティリティ)は大きくなります。

    • 流動性とボラティリティ
       発行済株式数が少ない銘柄や取引参加者が少ない銘柄は、大口投資家の売買が入るだけで需給バランスが崩れてボラティリティが高まります。出来高が極端に少ない銘柄は、株価を簡単に上げ下げできてしまいますので予測が難しくて取引対象としては望ましくありません。どんなに少なくとも数億円/日以上の取引高がある銘柄を選ぶことをおすすめします。

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     これらのボラティリティの特徴を理解しておくと、長期的にボラティリティが安定して推移している銘柄は中長期的に投資しやすい銘柄になります(ボラティリティの値そのものではなくて、動きの安定性をチェックしてください)。
     前回も書きましたけど、流動性が小さい銘柄は出来高が小さくて一部の投資家の意向で相場が動いてしまうリスクが高くなります。気をつけて!

     一例ですけど、マサル(1795)という銘柄があります。従業員200人以下の中小企業ですが、都内にある超高層ビルの約7割のシーリング防水工事の施工を行っているニッチなマーケットを押さえた企業で、各種の経営指標は超優良ですし株価も長期的に上昇を続けています(図)。この銘柄がREVEのスクリーニングでヒットしたとき、おじさんは「掘り出し物を見つけた!」と思いましたよ。都内はどんどん超高層ビルが建てられていますし、この当時、時価総額より流動資産の方が大きくて現金相当だけでも時価総額に匹敵する資産構成でしたから(トランクに300万円の現金を積んでいる車が300万円で売られている状態です)。
     しかーし!この銘柄の1日の出来高は多いときでも1万株、ふだんは数百株の出来高なのです。実質、取引されていない銘柄なんですね。90万株発行されているのに1日の出来高が300株。これでは株価が上がっている理由が市場の需給ではないことが明らかです。どこかの数人がコツコツ株価を上げているとしか言いようがないですよね。ある日、1万株単位の成行売りが出れば大暴落です🥹

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     時価総額が小さくて出来高も小さい銘柄はこういうケースになりがちです。市場を動かしている大口投資家はこういう銘柄を買いません。流動性が低すぎて買いたい/売りたいときに自由に売れませんし、自分が売買することで株価が大きく動いてしまうからです。結果として関心が低くなるので需給では株価が上がりません。株価が上がっているのは誰かが操作まがいのことをしているからです。
     企業価値は優れているので、長期保有して値上がりを待つという戦略であればもちろん選択肢にはなりますが、指標だけを調べて盲目的に選んでしまうことがないようにしましょう。

    低位株は「お買得」ではない

     初心者の皆さんは、低位株(下落トレンドで単に株価が安い銘柄)は絶対にやってはいけません。低位株をすすめる人たちは「有名銘柄はいつか上昇する(はず)ので安いうちに買っておく」という根拠のない説明をします。とっくにお金持ちたちが逃げ出したあとの沈みゆくタイタニック号で「いまなら一等席が安く買えますよ!」と言っているのと何も変わりません。情弱イナゴを集めているんです🦗 仮に5年後に株価が上昇するとしても、その5年間は他の銘柄で資産を増やした方が資金効率がいいですよね。上がり始めてから注目すればいいんです。

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    さて、どの銘柄でしょう?

     上の図は低位株となってしまった誰もが知っている有名企業の株価チャート(20年分)です。15年前も「すぐにまた上がる」と言っている人がいました。株価2万円まで戻るでしょうか?
     株投資初心者は、恐る恐る株価が安い銘柄から始めることが多いのでこの手の話に引っかかることが多いんです。「株価が安い」と「銘柄が割安」はまったく別のことです。「安物買いの銭失い」は株投資では重要な諺です🤣

    テクニカルによる銘柄選定の注意

     上で説明したのはあくまでも「銘柄選定」の方法で、「売買のタイミングをはかる」テクニカルとは異なります。おじさんのフジコやMA戦略はタイミングツールですから銘柄選定と関係ありませんよ。ここを混同してしまうと、テクニカルがよく分からなくなってしまいます。頭の中をしっかり整理しましょう。

     銘柄選定をしたうえで、どのタイミングで買う/売るかは、別のテクニカルのお勉強が必要です。おじさんのnoteはこのジャンルの記事が多いですよね。フジコとかMA戦略とか、そういったスキルです。

    監視銘柄リストと絞り込み

     ここまでお疲れさまでした!😊
     以上で第1回の記事に書いた、銘柄選定の4つの観点がカバーできました。

    • 事業立地    :企業の強み、経営・成長戦略 など

    • 政治経済動向  :金利・景気の動き、テーマ株 など

    • ファンダメンタル:経営指標、成長指標 など

    • テクニカル   :長期の値動き、需給動向 など

    でしたね。

     ここまで紹介したとおり、おじさんは、事業立地・ファンダ・テクニカルでまず監視銘柄を選びます。もちろん定期的な見直しが必要ですし、気がつかなかった銘柄を監視銘柄リストに都度足していくようなこともやります。初心者の皆さんにはインデックス選定銘柄から選ぶことをおすすめしていますが、おじさんの選定対象はもっと広くて約1500社です(苦手セクターと赤字企業をカットしています)。
     監視銘柄の数は決めていませんが約200社程度です。数えてみると今日現在の監視銘柄リストには188社が入っていました。次点の「あとちょっとリスト」には141社が入っていました。
     このシリーズで解説した指標の多くは四半期で数値が変わりますので、年に4回ほどは見直し作業をしますけど、時系列の動きは数年にわたる動きですので、監視銘柄リストと「あとちょっとリスト」をチェックして入替えをするだけです。本格的な全見直しのような作業は年に1~2回しかやりません。

     実際に買う銘柄をどう絞り込んでいるかというと、政治経済の動向や中期の値動きを見て、監視銘柄リストの中から直近数週間で狙いたい銘柄を優先順位をつけて20社程度選んでいます(こちらは毎週セレクションしますよ)😎
     ここでは例えば、テクニカル指標、決算発表明けの好決算銘柄、大口の動き、日米経済指標、政経時事ニュースのような「旬の材料」で決めていきます。
     そのあとはお馴染みのフジコやMA戦略でタイミングを計って買う、というプロセスです。

     TradingViewではリストをたくさん作れますので、おじさんは
     ・代表的な経済指標(日経平均、SP500、為替、金利、暗号資産 etc.)
     ・東証全銘柄、日経225、JPX400、S&P500・・・のようなインデックス
     ・保有銘柄、監視銘柄、スクリーニング結果・・・のような自分専用
    といった様々なリスト(50以上あります)を作って銘柄選定に活用しています🥸

    今回のまとめ

     おじさんの手法が参考になったかどうかはわかりませんが、いずれにしても皆さんも自分の手法を磨いて、スタイルを確立していくことが大切だと思います。
     これを言うと「なんだよ、当たり前のこと語ってるだけじゃねーか」「もっととっておきの手法を教えてよ」という声が出てきます。おじさんの職場でやっている勉強会でもすぐにこういう声が聞こえてきます。
     投資スタイルは個人によって違いますから、残念ですが魔法のような手法はありません。日々、情報を入手してツールを活用したり、失敗を振り返ったりして自分の銘柄選定方法を確立していきましょう。

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     次回は、配当や優待といった「株主利益」という視点で銘柄選定をさらに掘り下げてみます。

     ではまた!😊


    おまけ1

     「ありがとう基金」の状況です。先週は日本株が下げて、利益が減りました😣
     逆指値に引っかかった銘柄がいくつか出て自動的に利確したので、銘柄を入れ替えました。日本電子は高値で売りたかったなー😭
     銘柄選定シリーズの記事の内容に合わせて、指標が優秀なエレコムを多めに買っています😊 さて、どうなることやら。

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    おまけ2

     noteのフォロワーさんが8千人に迫ってきました(あと25人!)。皆さんありがとうございます😭
     今回の限定記事はかなりマニアックですが、おじさんの秘伝のノウハウを初公開します。教科書などには出ていないテクニカル&サイコロジカルの手法ですので、MA戦略をやっている方はぜひ読んでみてください。
     銘柄選定シリーズがまだまだ続くのでいつ公開するかは決めていませんが、お楽しみに!😉


     


    この記事はnoteマネーにピックアップされました

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    株投資歴15年目。メインは日本個別株、14年の平均年利回りは20%突破!中長期で大儲けをたくらんでいます。実はかなりの資産を作りましたがXでは隠しています😎。 私の経験を皆さんと共有してお役に立てれば嬉しいです。億万長者を目指しましょう! ※ 記事や図表の無断転載は厳禁です!

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